BBC寄稿文より
人の死は、病気であるかにかかわらず、
いつ訪れるか分かりません。
例えば、私が今死んだら、
人はどう思うでしょうか。
「まだ34歳の若さで、可哀想に」
「小さな子供を残して、可哀想に」
でしょうか??
私は、そんなふうには思われたくありません。
なぜなら、病気になったことが
私の人生を代表する出来事ではないからです。
私の人生は、夢を叶え、時に苦しみもがき、
愛する人に出会い、
2人の宝物を授かり、家族に愛され、
愛した、色どり豊かな人生だからです。
だから、
与えられた時間を、病気の色だけに
支配されることは、やめました。
なりたい自分になる。人生をより色どり豊かなものにするために。
だって、人生は一度きりだから。
麻央さんが乳がんと宣告されたのと
同じ32歳です
こどもたちをのこして
先に旅立つ無念さを思うと
残念ですが
BBCに寄稿された
愛する人に出会い、
2人の宝物を授かり、家族に愛され、
愛した、色どり豊かな人生だからです。
…という言葉どおり、
色どり豊かな人生を最期まで
笑顔で精一杯生きられたんだと思います。
人生は一度きり
わたしは生まれ変わりを
信じていませんが
あるかもしれないとも思っています
でも、どっちだっていいんです
「わたし」
としての人生は
まぎれもなく一度きりだから
なりたい自分になってますか?
なりたい自分てなんだろう?
誰かの生き方が正解ではなくて
ひとの数だけ生き方がある
なりたい自分になると決めることができて、
嬉しかったと麻央さんは書かれています
苦しみや悲しみや
痛みはたくさんあるけれど
こころは自由なんだと
どうありたいかを
選択して生きることができると
生き方をとおして
見せていただいた思いです
この数日
たくさんのひとが
生き方や愛、家族について
思いを馳せたことでしょう
麻央さん、
ありがとうございます