「自分のことを完璧だとか、
正しいのだとか、
そういう風に言ったこともなければ、
思ったこともないです。」

「僕は、何を言われようと、嫌われようと、
人を憎んだりできない。

どんな人でも中に光は潜む。
人間は皆、形が違っても、同じ幸せを探し、生きているから。」



この言葉を最近思い出していました。

1年は短いようで長く、長いようで短い。
今年も最後の月となりました。




最近学んだあるお話を抜粋して紹介します。
ある方の幸せな家族になる一つの鍵というお話の一部.
その内容のテーマでブログを書きませんので、
引用ですけれど。


トルストイの言葉
「幸福な家庭はすべて互いに似かよったものであり、
不幸せな家庭はどこもその不幸のおもむきがことなっているものである。」

わたしには幸せな家族はすべて似ているとトルストイのように断言することは
できませんが、ほとんどの家族には一つの共通点があるようです。
幸せな家族は、いつも相手の不完全なところを赦し、忘れ、善なるものを
探し求めるということです。
一方、不幸せな家族は、しばしば相手を非難し、恨みを抱き、過去の
不快な出来事を忘れることができません。

(略)
・・・・・

「王子の犬」
ウェールズに古くから伝わる次のような話があります。
13世紀のことです。王子が帰宅すると、飼い犬の顔から血が
滴っていました。
慌てて部屋に駆け込むと、恐ろしいことに、幼い息子の姿がなく、
揺りかごがひっくり返っていました。
王子は怒って剣を抜き、犬を殺しました。
ところがその直後に、赤ん坊の泣き声が聞こえました。
息子は生きていたのです。
赤ん坊の傍らには、オオカミが死んで横たわっていました。
実際には、犬は王子の赤ん坊を残忍な狼から守っていたのです。
 劇的ではありますが、この話はあることを示しています。
なぜ相手が特定の振る舞いをするのかについて、わたしたちの
解釈は必ずしも事実と一致しているとは限らず、時にわたしたちは
事実を知りたいとすら思わない可能性があるということです。
むしろ、恨みや憤りを抱き続けることによって、怒りのうちに自分は
正当だと感じるのです。こうした恨みは何ヶ月も。あるいは何年も
続くことがあります。生涯にわたって続くこともあります。


*引用終わり。

ここまで劇的ではないにしろ、こういったことは日常的に
よく起こりうるのではないかと思います。
わたしたちはときどき、もしかしたら多くの瞬間、
自分の考えで相手を裁いてしまっていること、
誤解していることがあるかもしれません。
自分を正当化して納得させているかもしれません。

誰もが間違いをし、
皆、、傷ついた事があり、傷つけたことがあります。

今もゆるせない人がいるかもしれません。

私も、些細なことから、大きなことまでいろんなことで、
傷ついたり、また逆に傷つけ悲しい思いをさせてしまった人もいます。

今日はこの内容を深く書く時間はないけど、
なにか問題に直面したとき、
目に見えたことは真実なのか、
怒りを正当化していないか、
違う角度で物事を見ることも大切だなと改めて感じました。


自分を備える、心にゆとりをもつ。
愛と赦し。
相手を赦す。
ときには自分自身を赦す。


私の好きな本、というか
私の大切な人の好きな本があります。
東京の兄、と慕っている人の好きな本。
10年くらい前にプレゼントしてもらいました。


「星の王子さま」です。

星の王子さまのなかに、
このような絵があります。

 

上の絵を見て何に見えますか?
「僕」が6歳のときに描いた絵です。
大人はたいがい「帽子」と答えます。
なんの絵かわかってくれるひとは誰もいませんでした。
これは、「ゾウを飲み込んだウワバミ」の絵だったのです。
目に見えることと真実は違うことがあります。


星の王子さまにキツネがいいました。
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
かんじんなことは、目に見えないんだよ」


心にゆとりがなくなると、
目に見える現実に落ち込んでしまうことがあります。
もちろん、目に見えることをきちんと受け止めることも大切です。
そうしたものから、情報を得て、考え行動する。
でも目に見える事実から勝手に、よくないことを想像して
自分の中で作り上げ不安に陥ることもあります。

ちょっと最近いそがしくてだんだん息が苦しくなってきていました。
心をなくした忙しさ。
ちょっと立ち止まり、深呼吸しましょう。

あたたかい言葉をくれたお姉さん、ありがとう。
昨日は心が軽くなりました。


amazing grace
how sweet the sound


アメージンググレースについても書きたかったけど、
ちょっと詰め込みすぎですね。

神様の光はたくさんの愛するまわりの人を通して与えられます。


どんな人にも光がある。
その人の今ではなく未来の最高の姿を想像する。
どの人の価値も尊いものだと信じる。


良い経験も苦い経験もすべてにありがとう。




星の王子さまにはたくさん名言が散りばめられています。
この本をはじめてもらった時にはまったく気にもとめなかったこと、
いまではこころに響きます。
誰もがみなこどもだった。
こどものときにしか感じられないこともあるけど、
大人になってからじゃなきゃ気がつけないこともある。
大人になっていくのもわるくないね!





・・・あれ?星の王子さま、誰かに似てない?

 
 
 蝶ネクタイ(笑)

 
  
 
王子さまとバラ。

薔薇の街(ポートランド)からやってきた。

 
 
あ、最近よくマフラーしてっけど星の王子さまじゃねーよって
聞こえてきそう。



 
 
トイレの王子さまだもんねー。
 
 足ほっそ!

…最後にふざけちゃった(笑)

星の王子さまを書いた、
サンテグジュペリの亡くなった日は
王子の誕生日だった~。なんかメルヘン。



軽やかに緩やかに♪


 









P.S
花の好きなあなたへ。
ここは見てないだろうけど、一緒に過ごした日々。
傷つけて傷つけられて泣いても、
今でもやっぱり好きだよ。
ごめんね。ありがとう。