『八重桜“関山”』

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8
runus lannesiana 
バラ科サクラ属の落葉高木 開花期:4月中旬~5月初旬 原産地:日本
 
八重桜は品種名ではなく八重咲き品種の通称でボタンザクラとも呼ばれます。
花の各器官はいずれも葉から変化したものですが発現する遺伝子の組み合わせによって萼,花弁,雄蕊,雌蕊と全く異なる形状になっています。 
その為に遺伝子のいずれか一つでも働かない状態になると花の形が変異してしまう可能性があります。
雄蕊が花弁化して八重咲きになるのもその変異の一つです。
もし雌蕊や雄蕊が変異してしまうとその個体は種子を作れない為に有性生殖で子孫を残す事が出来無くなります。
種子が出来ない品種の中にも球根や匍匐枝などの無性生殖で殖えるものがありますがこれらは同じ遺伝子を持つ複製(クローン)が増えていくだけですので厳密には子孫とは言えません。
園芸品種の場合には挿し木や接ぎ木、組織培養といった人工的な方法で株を殖やす場合もありますがこれらも複製(クローン)である事は同じです。 
桜の代名詞ともなっていますソメイヨシノも接ぎ木で殖やされた結果世界中のソメイヨシノは全て同じ遺伝子を持っていると言うのは有名な話ですね。
ソメイヨシノの親であるエドヒガンともう片方の親であるオオシマザクラとヤマザクラが交雑した親木を交配させてもソメイヨシノを再現させる事が現時点の技術では不可能である為です。
 
うちの八重桜は雌蕊が葉に先祖返り(葉化)している事から普賢象か
 
関山と思われます。↓

イメージ 9


日本人は桜好きな方が多いですよね。
でもいくら好きであっても庭植えにする事はお勧めいたしません。 
桜は高木になりますし枝も広げます。 
もちろん庭が広く家屋から離して植える事が出来るのであれば問題ありませんが我が家の様に住宅街の狭い庭に植えてしまうと管理がとても大変です。 
枝が家屋に接触しない様にまた屋根より高くなって花弁や落ち葉が 
樋を詰まらせない様に毎年切り戻さなくてはいけません。 
桜(特にソメイヨシノ)は病気に弱く太い枝を伐ると芯材が腐朽菌によって腐ってくる事があるので切り口には殺菌効果のある保護材を 
塗布する必要があります。 
それでも完全に病気を防ぐ事は難しいです。 
また害虫も多く落葉期を待たずに毛虫によって丸裸にされてしまう事もあります。 
花の見頃は一週間から長くても二週間ですからその為に庭に植えるのは労力にみあいません。 
八重なので花弁の量も尋常ではなく掃除も苦労します。
桜を楽しむのであれば公園などに見に行く方が良いでしょう。 
自宅で鑑賞したいのであれば鉢植えや盆栽などが良いですね。
八重桜が咲くと寒の戻りもほぼ無くなり園芸作業に最適な季節になります。
植え替えや種蒔きに適した時期です。
ただし桧の花粉がまだ飛散していますので花粉症の方はマスクが必需品ですね。

毎年八重桜が満開近くになると強風の吹く事が多くなります。

我が家の庭にだけひらひら散るのであれば良いのですが

強風にあおられて近隣のお宅に花弁が散らばるのは申し訳なくて

肩身が狭いです。

それにしましても今年の桧花粉の飛散量は尋常ではありませんね。

薬を飲んでマスクを付けていても息苦しくてしょうがありません。