連日順調。
初夏の開発テストが終わり、現在は凪の日は沖へ。
海が良くない日は連日開発作業室で秋に向けて着々と準備を進めています。
まずはホログラムに関して。
2019年からジャンプライズルアーのホログラムは大きく変わります。
2015年頃まででしょうか?
従来は各社紙用の一般ホログラムをルアーに熱転写していました。
当然ジャンプライズもそうでした。その為、すぐに塗装が剥がれてしまう。
これは塗装が弱いのが原因ではなくて、そもそもホログラムの密着性、強度の不足から発生してしまう現象でした。
ここを何とか改善したいと思い、ホログラムの改善を強く訴えかけ続けました。
その結果、2016年頃、プラスチックに適合したホログラムが登場しジャンプライズルアーの密着性、塗装強度は格段に上がりました。
業界ではプラスチック強化ホログラムという言葉が使われていますが、これは私がつけた名前です。
しかしあくまでプラスチック用であり、まだ完璧な物ではありません。
プラスチック用と謳っていても実際は商品ごとに密着性にムラがあり、塗装との相性にムラがあり、ABSに向かない物もあります。
そこでルアーに採用されているABSに完全にマッチングさせた厚みと接着部の材質、強度等。
これらをもっと追求すべく、村田金箔グループと手を組み、ジャンプライズ専用ホログラムの開発を進めております。
業界初となるようですが、柄も強度も塗装との相性も全てをABSに合わせた設計で多機種進めております。
2019年からはホログラムが一新されると思いますが、楽しみにしていてください。
10月末~11月中旬頃になるかと思いますが、ジャンプライズプラグ専用シングルフックが発売になります。
飛びキング105HSのテールフック、その他プラグ用のメインフックとしてご使用頂けます。
私の考案した特殊な組み方をしておりますので強度テストの際は組み糸の破綻よりもフックの変形、リングの変形が必ず先におきます。
この大前提条件が出来ていないのに平然と発売されているアシストフックが本当に多いのが現状です。
また使用アシストライン、セキ糸の特性により従来市販されている他社アシストフックよりも耐久性が大きく向上。
この部分は拘り抜きました。劣化が起きにくい理由としては紫外線劣化と吸水が起きない材質を使用しているからです。
YGKよつあみ社の協力があり、全てが理想通りにまとまりました。
ケブラー系、ケブラーハイブリッド系は紫外線吸水劣化します。
11月に限定販売されるぶっ飛び君95Sとかっ飛び棒130BRの目玉が完成しました。
初の試みとなるブルーグローアイを採用する事に決定です。
新たな100点。
【また逢う日まで】
大好きな曲。
この歌は短く、シャクリの要素が少ないので表現力の部分が難しく色々難しかったです。
※インスタグラムの方では一足先にフィールドテスト含めた情報を公開しております。
jumprize_inoue_official
よろしければ見てくださいね。
【釣り場のゴミ問題、駐車場問題について】
釣り場でのゴミ問題が年々深刻化しています。
清掃団体やボランティア団体の方達が定期的に清掃活動を実施してもゴミはなかなか減りません。
当たり前の常識なのですが、一人一人が絶対にゴミを捨てない意識を持たない限り永遠とゴミはなくならないでしょう。
エサの仕掛けの放置や仕掛けの袋のポイ捨ては特に目立ちます。
ルアーパッケージが普通に捨ててあったりもします・・・。
駐車問題で封鎖されてしまった釣り場もあります。
指定の駐車場、住民の皆様の邪魔にならない駐車スペースに必ず駐車し、距離があり面倒であっても歩いて釣り場へ向かってください。
一人一人が意識する事が重要だと思います。