L型4気筒エンジン用クラッチの注文が有ったのですが、フライホイールの軽量化も同時に頼まれました。

よし、今日はフライホイールの穴開け加工を行うぞ!



まずは、マシニングセンターのベットにフライホイールを固定します。

「チャック」って言う、円形の物を三カ所で締めて固定する工具を利用して固定します。

このとき、締め方が足りないと、加工中にフライホイールが動いてしまいます。
しかし、締めすぎるとフライホイールが変形するので、慎重に固定します。

固定がすむと、フライホイールの中心+高さを測定し、その測定した数値をマシニングセンターにインプットします。

刃物(特殊なドリル)を機械にセットして、その刃長も測定しインプットします。

コンピューター制御された機械を制御するために、プログラムを作成して機械にインプットします。

          さて、準備万端です。 スタート

かけている白い液は、切削液です。

切削液は、冷却と摩擦を減らしています。



  穴開け面が、傾斜しているので加工も大変です。

      前の写真と違いがわかりますか?

前の写真は臨場感を出すためにスローシャッターで、後の写真は早めの
シャッタースピードで撮影してみました。


やっぱり、前の写真の方が臨場感が出ますよね。

結構、暗い所で撮影したのですが、最近のコンデジ良くなりましたよね。

デジ一の出番が少なく、すこし寂しくも感じますが・・・・・

写真の話は、このぐらいで

    さあ、完成です。

    どうです。結構綺麗に穴が開きましたよ。

ところで、皆さんはフライホイールの軽量化どう思われます。

私的には、軽すぎてもデメリットが出たりするので、エンジンチューンとのバランスを考えて軽量化するのが良いと思いますよ。

でも軽量化したときの、ピックアップ良さ+エンジンブレーキの効きは感動ものですよね。