♪ 踊る 大手術室 ♪  その4. | マダムちゅうのまったりシニアライフ

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3わんこ&13にゃんこをお供に、セカンドステージまっしぐら!!!

★またまたまた つづきです

お付き合い頂きありがとうございます

三つ目のパターン


名医の場合です






偶然ですが その前に

昨日 何気に観たテレビ

NHK総合

プロフェッショナル 仕事の流儀

「外科医・笹子三津留」・・・


あわてて 録画しました




ガン治療に挑む消化器外科医

ちゅうさんと同じ63歳のドクターです




途中

助けられなかった患者の話をしたとき

思わず涙を流されました



患者の為に泣けるドクターでした






辛い経験から




患者とは正面から向き合う

逃げない・・・


限界を伝えなければ信頼は生まれない

“無心”で、臨む 

を信条に・・・






自分の技術の世界で

常に進歩する余地を求め続ける人であり

自分が到達した技術

学んだ技術・経験を

次の世代に伝えようとする・・・

そうゆう風に思う人が本当のプロじゃないかな


と番組の最後に深く重い言葉を話されました




私は

この本当のプロと言う言葉を

名医と置き換えて受け取りました







*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


名医・・・

とても広意義なので

“♪ 踊る大手術室 ♪”に限定しますね




ちゅうさんの9回の手術・・・



注 : 残酷なあの副鼻腔炎の2度の手術は

左右の鼻の孔が別々に2度手術するので7→9回に訂正します





私が名医と思ったのはひとり・・・K先生です

現在も通院中の

G北厚生連病院の整形外科医でした





右手  

手根管症候群

中指バネ指・薬指バネ指

同時に3カ所の手術を執刀して頂きました




右手親指・人差し指・中指のしびれ

就寝時の痛み・・・・

手根管症候群の代表的な症状です




我慢できなくて外来を訪れました



初診がK先生・・・ラッキーでした

殆どの場合 初診の先生が担当になりますから・・・




納得のいく診察

納得のいく検査

サルでもわかる説明

じゅっくり時間をかけて診て頂きました



途中 

飛び入りで

中指・薬指がバネ指になり同時オペ




大事を想定して

茨城の妹が付き添ってくれました





首?からの点滴による麻酔だったかな?忘れました






右半身感覚無し

どこまでが手?私の腕はどこにあるの?

こりゃ 腕を切断されても気が付かんわな・・・

なんて感心しながら手術開始




これから

ちゅうさん 女性 63歳の

〇〇の○○手術を始めます

よろしくお願いいたします






・・・・この台詞

ドラマと同じです





ちゅうさんも大きな声で

よろしくお願いいたします







獣医さんも

これから

クーちゃん オス猫 年齢不詳

タマぬきの去勢手術を始めます

よろしくお願いいたします・・・



にゃぁ~




なんて言ったんやろか?




すんません 脱線してしまいました








手術室での執刀医の評価・・・

スタッフの様子を見れば分かります





K先生の場合

スタッフの話し方・受け答え・手際の良さ・・・

先生への信頼・尊敬が

素人のちゅうさんでも

分かるくらい好感のもてるものでした





スタッフに馬鹿にされるようなドクター

技量?人格?資質?

何か問題があるのでしょうね





その雰囲気の中

安心・ゆったりとした気分で

手術が始まりました






元々温厚な物腰の先生で

当日は新人スタッフに優しく

説明しながらオペを進められました

この神経は・・・・

この血管は・・・



私も一緒に

フムフムフム・・・そうなんや

お勉強させてもらいました




快適・夢のような手術でした



術後の回復もよく

                       うまい手術はココが違います






究極 名医か否か

看護師さんの評価が

一番当たっていますね




医師の技量・スタッフの立場・患者の気持ちetc

バランスよく評価していると思います



多分 

患者が求める名医像を一番把握しているのは

看護師さんでしょうね





その後K先生は

西濃にある系列病院に移られていました

                      ネットで調べたぞ

残念・・・遠すぎる・・・

いつもそばにいて欲しい名医でした







 特別 おまけ 

ちゅうさん

20代後半に

右顔面麻痺

G大学病院・麻酔科に45日間入院

その後2カ月間通院したことがあります





ある日突然

顔半分が麻痺し

味覚・聴覚もダメになります

目を閉じる事も出来ず

閉じない口からはよだれが流れます

麻痺していない側の筋肉に引っ張られるので

いわゆる

ひょっとこ顔になります

北野 たけし
松居 一代を

思い出してくださると分かると思います




治療はブロック注射

長い・太い針で麻痺している側の

首と鎖骨の間あたりに1日2回注射します



当たり!だと

血行が良くなって

顔がぽかぽかしていい気持ち!



はずれ!だと

指の先まで電流が走り恐怖です




この注射を約150本

麻酔科の医師10人くらいだったかな・・・に打たれました




まったくの手さぐりの注射




鳩胸・巨乳のちゅうさん

背中に枕を入れ

アーチをして注射されたこともしばしば・・・




勘と経験、センスだけが頼りの

こっわ~いい注射です





一度 

ど下手な先生で

呼吸困難になったこともあったなぁ~


毎日注射ノートをつけ

その日の注射の出来を記録しました



O先生・・・×
S先生・・・△
H先生・・・気分が悪い
T先生・・・
ってね




教授も 部長も 中堅も 新人も・・・

関係ないね

下手は下手

たまにまぐれで上手な時もあるけどね





そんな中・・・いました

10割 バッター!

ぞうさんのような大きな体 細い目・・・

医局の中では いじめられていたけど・・・

百発百中の腕前

中国から来た陶先生

さすが中国4千年

東洋医学

針の国のドクターでした

陶先生の時は安心して任せられました




中國に帰えられたのか・・・

アメリカに新天地をもとめられたか・・・



きっと

素晴らしい麻酔医として活躍して

みえる事と思います




診察の合間に

手相を見てくれたり・・・

耳つぼを教えてくれたり・・・

いい先生だったな

ちゅうさん  お慕い申し上げておりましたよん



顔面神経麻痺

発病してすぐにG大学病院に行ったのがよかった

もし近所の何たら医院に行っていたら

手遅れになっていたかもしれない


病棟には手遅れになって

大学病院に回されてきた気の毒な患者さんがチラホラ・・・





ちゅうさん

目の神経と口の神経が

繋がり間違いをするという

後遺症は残りましたが

病院では前例がないほどきれいに治りました




もしかして

成功例の症例として

ちゅうさんの顔写真が残っているかも・・・





わけのわからんブログになってきました(大泣)

痛いコメントを寄せて頂いたボブさん

最後までありがとさんでした


ちゅうさんのブログは

病気ネタがいっぱい・・・




これ以上 病院ネタが増えないよう

注意します!