今届いたばかりの本。

 hontoをよく利用するので、“あなたにおすすめの本”が表示されたり、メールで届いたりするのですが、その中で気を惹かれた本と“ブックツリー”を見ていて、食指が動いた本を注文して、届いたのがこの4冊。

 米澤穂信の『巴里マカロンの謎』は、米澤穂信を読むきっかけになり、好きなシリーズの11年ぶりの新刊という事で無条件に購入。

 謎に遭遇しがちな小山内さんと波風なく無害で易きに流れる小市民を目指しているのに、結局謎解きに乗り出してしまう小鳩くんの高校生二人のコンビが11年ぶりに帰って来た『巴里マカロンの謎』、読むのが楽しみ。

 有栖川有栖の『ミステリの国の人々』は、シャーロック・ホームズから鬼貫警部まで、52人の有名なあの探偵からえっと見逃してしまう存在までについて綴ったミステリエッセイ集という帯の文言に、ついふらふらと購入。

 『星空病院キッチン花』『ぶぶ漬屋稲茶にございます』は、タイトルからして面白そうだったのでこちらもポチッとしてしまいました。

 3%引きクーポンを使って、ちょっとお得に購入出来たのも嬉しいところ。

 hontoは、丸善、ジュンク堂、文教堂の書店が連携して、店舗でもインターネット通販サイトでも購入出来て、ポイントもつく本屋さんなので、インターネット通販で本を買う時は、専ら、hontoと紀伊國屋書店のインターネット通販を利用しています。

 インターネット通販で本を買うなら、本屋さんのインターネット通販で買えば、本屋さんにもひいては作家にもメリットになると思うのです。

 出かけて時間があれば、街の書店を覗いて買い、手にはいらない本や読みたい本を全て買うことはままならないので、図書館も利用しますが、図書館もまた、書店や出版社から購入したりするでしょうし、色んな形で本屋さんを利用することは、街の本屋さんや作家を守る事にもなると思うので、これからも、本屋さんや本屋さんのインターネット通販で本を買って行きます。

 hontoには、年末に新刊予約した本もあって、発売日に届くのを楽しみにしています。

 新しい本の匂いは、開く度にわくわくします。

文:麻美 雪