末っ子ちゃんが歩きだし、
走り回るようになって、

よく転んだりぶつけたり…。
その度によく泣きます。

そんなとき、自分もしてもらっていた事を
私もしてあげます。
それは、あの言葉と手を使って…

「痛いの痛いの飛んでいけ~!」
っという魔法の言葉と共に、
さすってあげる事。

擦り傷なんかは触らずに、
傷口の上をクルクルします。

そうすると、泣いていたのに
泣き止んで、「飛んでいけ~」
のまねっこをします。

私もでしたが、お母さんにしてもらうって
なんか特別で、すぐに治るような、
そんな感覚だった気がします。

お母さんや大切な人に
なでてもらう、

これって、痛いところはもちろん、
心も癒されますよね。

末っ子ちゃんだけではなく、
その上の子も、それで泣き止みます。

嬉しいことに、末っ子ちゃんが泣くと、
上の子が私の変わりに、
『痛いの痛いの、飛んでけ~!』

っとやってくれます。
末っ子ちゃんは…

その代わりに、怒られて泣いていると、
その後ろに行って、腰の辺りを
トントンしてくれる時があります。

小さな手だけれども、
大きな支えになってくれているようです。

大切な人に触れてもらう、
なでてもらうは、それだけで
魔法みたいですよね。