昨日⋯妻の父親の葬儀がありました。
妻に義父が亡くなったことを伝えても
何の反応が無かったのですが、
せめて最後の姿を見せようと、
妻を葬儀へと連れていくとこに⋯。
認知症の進行が更に顕著になった妻⋯
喪服への着替えもひと苦労⋯💦
着替えも終わり出掛ける準備も出来て⋯
いざ外へ連れ出そうとした時⋯
妻の衰えが進んだことを実感する。
階段を降りる一歩が進まない⋯。
一歩足を下ろそうとする度に
そこに座りこもうとしてしまう。
仕方がない⋯
座らせながら一段一段
降ろすしかない⋯
階段を怖がる妻⋯
落ち着かせながら
ゆっくり降ろして行くしかない⋯。
以前のように立って少しずつ降りることが出来ないのだ。
玄関に辿り着き⋯立たせて靴を履かせる。
ようやく外に出られても⋯
今度は玄関デッキの階段が待っている。
外は雪が積もってる。
座らせた体勢で降ろすわけにいかない⋯
後ろかな抱き上げて
ゆっくり降りてゆく⋯
ここまでで30分以上掛かった💦
葬儀にまだ間に合う時間。。。
車に乗せようとした。。
私の車はシート位置が低いスポーツカー
それでも以前は乗ることが出来た。
しかし妻の動作の衰えは
私の車では乗ることが出来なくなった💦
どうやっても低い着座が出来ないのである。
途方に暮れた
妹に電話して車を借りることにした⋯
妹の車は背が高く乗せやすい🚗𓈒𓂂
妻を一旦家に戻す⋯。
またゆっくり階段を登らせ、
リビングに妻を置いて⋯
ここまで更に30分⋯
葬儀に間に合わなくなった💦
妹の車を引き取り行って⋯
そしてまた妻をリビング階段から降ろして
外のデッキ階段から降ろして
ゆっくり車に載せることが出来た。
ここまで40分が過ぎる⋯。
完全に間に合わない💦
葬儀へ向かった🚗𓈒𓂂
想像はしていたが、
道中は渋滞していた🚗🚚🚓🚙
葬儀場には1時間半遅れで着いた。
葬儀は既に終わり、誰も居なかった⋯。
妻の兄から電話が入り、
火葬場にいるとのこと。
急いで火葬場へ向かった。
火葬場へは約1時間。
妻に父親の最後の顔を
見せることか出来なかった💦
妻が見れたのは焼かれたばかりの
遺骨になった状態だった💦
妻の叔父や叔母が
心身不自由な妻が
来てくれたことを歓迎した。
妻の父親の遺影を見せながら、
分かるかい？父さんだよ？？と⋯
妻はうんうん頷きながらも
悲しみの表情はなく⋯
ただ親戚の顔は覚えているのか、
柔らかな笑顔で発語していた。
妻は自身の母を無くした一昨年⋯
いたく泣いていた⋯。
母親の死を認識していたのだ⋯。
しかし父親の死は、
言葉で伝えても
遺影を見せても
悲しみの反応は無かった。
遺影の意味が分からなかったからなのか⋯
最後の素顔を見られなかったからなのか⋯
妻の心中は全く分からないが、
最後の顔を見せられなかったことは
とても残念でならない。。。
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