前回の続き!
今回は忘れられない人に出会った話。
美ら海水族館ののちに、晩ごはん探し。
調べて偶然見つけたお店へ行ってみることに
まさかここのお店ととっても良いご縁に恵まれるとは思ってもなかった...!!!
色々面白いエピソードがあったから文章長いけど暇つぶしに読んでくれたら嬉しいw
そこは、結構な年齢のお母さん(というよりおばあちゃん)がひとりで料理を作ってて メニューは完全にお任せでした
店内は、お店というより田舎のばあちゃんの家みたいで、一般的な家庭によくあるでっかいテーブルと、和室のお座敷の席がありました
すでにテーブルはファミリーが座ってたけど、そこにちょうど2席空いていたのでそこで食べることに
そこのファミリーとしばし談笑しながらご飯を待ってました
(そのファミリーは千葉県から来たって行ってた!)
それと私たちの来店とほぼ同じタイミングで、5人家族が来ました。
私たちのレンタカーの名古屋プレートをみるなりそのファミリーのお父さん(ふとっちょのおじさん)が、『俺らも名古屋からよ』と話しかけてきたので(明らかに偉そうなおじさんだったから嫌だったけど)「えーっ!そうなんやぁ」って反射的にお返事したw
私ら夫婦は、同じテーブルの千葉県ファミリーと話してたけど、おじさんファミリーはお座敷の方に案内されてました。
で、おじさんの声がデカすぎて、千葉県ファミリーと話してるのに貫通して聞こえてくるわけ
しかも大声で仕事の自慢話?(しっかり聞いてないから分からないけどそんな感じ)をしていて、それが日常茶飯事なのか妻やお子ちゃま達は全スルー。
そうかと思えば突然食べたお皿をこちらまで持ってきて『お母さん、手伝おうか?』と言ってみたと思えば(良いことだけど)、『ここにしかない酒が飲みたい』とか『プールで食べたいからパックに残りは入れてくれ』とかとにかくおじさんだけの独壇場なんよwww
なんて言うんかな、そういう要望はお店の人に言ってもいいかもだけど 言い方が結構びっくりしちゃうというかそんな感じ。
そして妻とお子ちゃまらはガン無視ww
どうにかしてくれよww
もはやその夫の偉そうな態度が誇らしいのか?とすら思えてきてしまうレベルw
おじさんファミリーは私たちとほぼ同じタイミングで入店したから、序盤のお料理の出るタイミングもほぼ同じだったのだけど、途中から何故かおじさんファミリーに先に料理を出すようになったのよ。
あっちのファミリーの方が人数も多いし大変そうだし、うちら急いでないしまぁいっかーぐらいにしか思ってなかったのだけど。
先に居た千葉県ファミリーもおあいそして帰って行って、おじさんファミリーも先に料理が出まくったので そろそろ帰るのかな?って時に、お店のおばあちゃんが厨房に余ってるからとマンゴー🥭をひとつおじさんにプレゼントしたのよ。
それで気をよくしたおじさんが、マンゴーを片手でボール遊びみたいに放りながら『こんなん貰えたわぁ〜』って言いながら嬉しそうにニタニタして帰ってったの
この拙い文章でニュアンスが伝わったか分からないけど、終始おじさんの振る舞いを見て、あんな大人にはなるまい...!と心に誓ったところで ご飯を再開しました
ちなみに、この一連の流れまでの間に出てきたお任せメニューはこんな感じ。
今日のすべてのお客さん共通メニューでした。
↑もずく〜!黄色いのは柚子と瓜だったかな。
↑ゴーヤチャンプル!
↑お魚の種類を聞くのを忘れたけど白身魚だった。下はヨモギで苦味とお魚の甘みのコントラストが美味しかった
↑アグー豚。
このメニューを最後にみんな帰って行ったので、気がつくとお客さんは私たち夫婦ふたりっきりになっていました。
いうても私たちも間もなくこの最後のメニューを食べ終わったので、そろそろお会計しようかと思って動こうとしていたら
お店のおばあちゃんが、『実はまだあるけど食べる?』と言ってきてくれました
えっ、まだあったっけ...?!ないよね?とびっくりしてる間におばあちゃんはまた調理を再開し始めたので、食べることにしましたw
それで出てきたやつがこちら!
↑廃鶏の出汁と大根の煮物
えっありがたすぎるな...!?
何が起こってるんだと思いながら美味しくいただいていると、
『他のお客さんには今日は出せる量がなかったから今言うけど、島にしか採れないタコが余ってるから食べてみて』と言われてしまった
えっいいの...!?!?
↑で、出てきたタコさん。
甘味が強いとのことで食べてみると、市販のタコより段違いで甘かったの
普段買うタコはゴムやったんか?って思ってしまうレベルだった...!
そのあとはばあちゃんと終始おしゃべりして、シークワーサージュースもあるよと言われていただいて。
↑ついでくれたのは旦那やけどw
私たち以外のお客さんが帰って余裕が出来たのか、おばあちゃんは私たちの隣に座ってずっと世間話してたwwかわいいww
忙しそうなお店のおばあちゃんから一転して、完全に沖縄のおばあちゃんと話してる感覚だった
色んな話をして一番衝撃だったのは、おばあちゃんが『さっきの客(おっさんファミリー)、ひとつのマンゴーに騙されてたね』と言って厨房に行ったと思ったら、なんと私たちにふたつマンゴーをくれました
『あなたたちに渡したかったから、残ってたあまりの2つはとっておいた。あの客は5人もおってひとつやけどね🤫』と。
なんでそんなに私達に優しいんや...
まぁ確かにさっきのおっさん相当やったけども...w
少し話が逸れるけど、私たちは何故かおばあちゃんおじいちゃんにはめちゃくちゃモテる。(え)
ご縁があって毎年会いに行ってるおじいちゃんや、定期的に会いに行ってるおじいちゃんやおばあちゃんがいたりするww
何を感じ取ってくれているのかは分からないけど、こんな生意気な小娘と仲良くしてくれるんです🥺ありがたいことです
そういうわけで、おばあちゃんと他愛のない話をひたすら話しまくって めちゃくちゃ元気もらえました
今考えると、おっさんファミリーに先に料理を出し始めたのは、先に帰ってもらうように逆算してたのかな。
料理も美味しかったしマンゴーをもらったのは勿論嬉しかったけど、何より観光しに行ったのに 思いがけず沖縄の人の人柄に触れられたのが一番嬉しかったというか...!
ここには書ききれないくらいたくさんお話出来たの
なんかちょっと昔話に出てきそうな展開を体験した夜でした
次に続く!