日曜日になりました。
紹介状をもらいに病院へ。
今日はうちの姫も一緒です
再発を告げられた個室へ。
広い部屋に歯医者さんで使う倒れる椅子と
壁際にパイプ椅子が2個。
主人と娘がパイプ椅子に座ります。
少し待っていると先生Aがやってきました。
先生A「こんにちわ!大きくなったね!
娘さん!(ベビーの頃一緒に来たことある)
舌はあれからどうですかー?」
私「少し落ち着いてきました。が、やっぱり歯はあたります。」
あーん。
先生A「まだちょっと腫れてるのかな…
奥歯はあたってましたからね!
さて、病院決めてきましたか?」
まぁ、もぅ奥歯植えれるわけでもないしな。
私「はい。この3箇所でお願いします」
先生A「うんうん、わかりました!」
助手に紹介状を作るよう指示を出しています。
私「先生、〇〇(有名な方)さんは
〇〇?病院ですよね?」
先生A「あれ?違いますよ?〇〇です」
「紹介状いりますか??」
…4件になっちゃうなー。
多いけどまぁえっか
私「じゃ、よろしくお願いします」
やりとりを見てたまりかねたように主人が口を開きます
「先生、前も聞きましたがオススメとかないんですか?」
先生A「どこも素晴らしい先生ですし、僕からのおすすめはできません。あとはご家族で訪問して検討してもらうしかありません」
聞くだけ無駄やなぁ
でもさー、ちょっとくらいあるやん?
だって、四年の付き合い?あるし。。。
言っちゃダメかもしれんけどさー
と思いながら紹介状をもらい、先生に挨拶し
個室をでました。
その後、通路を通っていると…
あっ先生B
先生は他の方の診察中でしたが
ちょうどカルテを書いているところで
私の方に向かって座っていました!
「先生!〇〇です!先日はありがとうございました。実は癌がみつかって、転院になってしまったのです。お世話になりました。」
診察中ということもあり、
まくしたてるように慌てて話す私
絶対迷惑だったと思う。ガンとか言ってるし。
先生Bは「うん、聞いたよー。大変やったねぇ。こちらこそ何もできずにごめんね!
頑張ってやっつけてね!」
と。
そのまま待合室に出たのですが
主人が「転院先のオススメ聞いたほうがいい!姫みとくわ!」
と言ってくれ。
先生Bの診察終わりを待つことに。
ストーカー。
先生Bが診察を終えて出てきました。
さささっ!
私「先生!何度もすいません
転院先のオススメというか情報教えてください」
先生B「いいよー!検討してるとこある??」
メモを見せる私。
(病院名がごっちゃになる)
先生B「あー、なるほどね。うんうん
⚫︎⚫︎はねー、癌そこまでやってないよ。
◾️◾️はいいかなー。うん。
俺が家族に勧めるなら〇〇!
名医が育ててるんだよ。で、学歴とかより実力でのしあがれる病院だから、みんな素晴らしいよ。
うちの病院なんて足元にも及ばないよ!」
と教えてくれました
ちょっと毒吐くところも愛おしい
〇〇病院は、先日がん支援センターで聞いた実績の多い病院。
そして、私の家からも通いやすく、私が1番いいなと思っているところでした。
ありがとうございます
先生にお礼をいいお別れして
私はお花を積みに…
帰ってきた時に、
先生Bが待っていてくれました
私「あれ?先生?」
先生B「〇〇さん、予約取りにくかったら、こっち電話してきて!俺が電話するよ!
何かあったら電話してね!お大事にね!」
神さま
主人に話すと「先生Aからそういう話聞きたかったんだよー。先生同士じゃないと、病院のレベルなんてわかんないし。こっちで最終は決めるんだからさー。」
ごもっとも。
温和な主人が怒ってる
わかるワタシモ、オコテル
なんとか情報をゲットし、会計に。
会計中、娘が席の横によじ登ってきて。
ママ、今日病院で泣かなかったねえらいね
と私の頭をなでなで。
なんだこの可愛い生き物は
ママ、頑張る