女性の美の育成サポーター:青根優希です。

先日、お客様がお膝を痛められて、入院が必要だ…

など、そんなお話しをしてるうちに、うちの次男の話になり、久しぶりに思い出したので、今回、お話しさせてもらいますね。

もう、11年以上前ですが、次男は、産まれてすぐの、生後10日で入院することになったんです。

原因は、

「RSウイルス」



最近は、秋~冬にかけて、良く聞く言葉だと思います。

ですが、今から11年以上前は、まだ、そんなに取り上げられる事もなく、全く知らなかったんです。

その時は、1歳半の長男の咳がとてもひどく、病院へ連れて行きました。

そこの小児科で、新生児がいることを伝えると、検査をしてくれて。

結果は、RSウイルス気管支炎。

先生は、とても慌てた様子で、

「お母さん。とにかく赤ちゃんにうつったら大変やから、もう、遅いかもやけど、とにかく隔離して~。」

「何か様子がおかしかったら、すぐに、おっきい病院連れて行って~。」と言われました。

私は、「はい」と答えたものの、症状が出てる長男の心配の方が大きくて、いまいちピンときていなかったと思います。

それから、とにかく隔離…

そして、次男も注意深く観察。

数日後の夜中。

たまに、鼻がズーという音がする。 

朝は治るので、気のせいか。

次の日も。また、その次の日も。

主人に相談したら、すぐに、病院連れて行こう!

と、言うので、すぐに総合病院へ。

検査の結果、「RSウイルス気管支炎」

そのまま、即入院。

そこから、すぐに酸素マスク。

子どもの一番小さい酸素マスクですが、新生児には大きく、顔全部隠れるんちゃうか?ってぐらい大きさ。

なんだか、酸素濃度計ったり、心拍計ったりする線もいっぱいつけられて、なんか、仰々しいなぁ~と、軽く思ってました。

だって、普通に元気やし。ミルクもめっちゃ飲んでるし。

どこが、病気?ってぐらいで。

でも、そこからが始まり。

日に日に、酸素濃度が低くなり、血中の二酸化炭素も多くなってると。

肺も影ができていて、肺炎起こしてると。

そして、たまに呼吸も止まり、看護師さん飛んできて、酸素を送ってくれたり。

なんか、見てて、うちの子どうなってるんか理解できない感じで。

めっちゃ小さいから、酸素送られたら、カエルのオモチャみたいに、手足までピョコピョコ動いて。

こんなんね
↓↓↓

ほんま、こんなんして大丈夫なん?って思うぐらい。

それでも、もう追い付かなくなって、ついには、人口呼吸器。

あれは、さすがに泣いた…

看護師さんは、「お母さん。大丈夫やで。見てくれは仰々しいしいけど、ただ、酸素と二酸化炭素交換してるだけやから。」

「元気に産まれて来た子やから、大丈夫。これが、低体重児とか、少しでも病気がある子やったら、今ごろ覚悟して下さいって言うてるよ。」って。

そこから、5日間、人口呼吸器につながれて、眠らせられたままで過ごしました。

その5日間は、夜、いてても仕方ないし、長男もいてる事やし、家に寝に帰るように言われて、夜だけ帰ってたんです。

朝、行って次男の名前呼ぶと、

看護師さんは、「やっぱり、お母さん分かるんやね~。心拍落ち着くわ。」って。

眠ってるのに、分かるんや!と思って、また涙。

無事、人口呼吸器外れてからも、しばらくは、鼻に管通して、そこから、ミルク流し入れたりの生活。

でも、本当に幸いな事に、肺炎も治り、すっかり元気になり、20日後には退院。

入院してたので、遅れて行った1ヶ月検診では、お医者さんに。

「入院して、ミルク飲んでないはずやのに、取り戻すように、飲んだかしておっきいね~。」

と、言われるほど(笑)

すっかり元気になりました。

RSウイルスは、大人もかかります。

大人がかかっても、単なる鼻風邪程度なんでんす。

それが、新生児にうつると大変な事に。

2歳までで、ほぼ100%の子どもがかかると言われているRSウイルス。

必要以上に怖がる必要はありませんが、流行している時に、赤ちゃんがいる場合だけは気を付けてあげて下さい。

お友達の赤ちゃん産まれたから、見に行こう!ってなった時。

自分の子どもが、ちょっと鼻水垂れてるなぁ~って思ったら、延期してあげて欲しいです。

RSウイルスは、赤ちゃんがかかると、無呼吸発作を起こして、突然死も招く病気です。

うちは、本当に運よく助かったけど、後、数日、病院連れて行くのが、遅かったら。

と、いまだに、ゾッとする時もあります。

例年、早ければ夏の終わりから、流行したりもします。  

みんなで、周りの赤ちゃんを守りましょう。

関連リンク
https://matome.naver.jp/m/odai/2141619248489084701