舞台
「骨と軽蔑」
観てきました。
↑公式サイト
ケラリーノ・サンドロヴィッチの新作で女性キャストのみ!これを見ずしてどうするよ!?速攻でチケット取りました(前席確約は落選しましたが)
これ凄くない
推しの鈴木杏をはじめ…
紙の月
ニャース
ようこそ、わが家へ
私を離さないで
真田丸
コタツがない家
舞台観る時ってあんまテレビ出ないから知らない方も居たりするけどみーんな知ってる
日比谷 シアタークリエ
こじんまりした劇場で段差もあり見やすい
ただ今日は東京マラソンで通行止めだったのと場内スマホの電波状況がよろしくなかったのがマイナス
あらすじも何も無い、まっさらな状態での観劇となりました。この感覚も久しぶり。
内戦中の田舎町に豪邸が建っており、その家と庭で話が進行します。
舞台装置は背景モニター、回転する納屋、階段、テーブル、電話、ラジオ等。
割と閉じた世界なんですが、これだけでも展開はできるんだなあ。
犬山イヌコの「日比谷の」客イジりから始まり、面々のちょっとずれた会話劇が笑いを誘いますが、時にはうっすら気味悪さもあって。
リアルな話かと思いきや、ファンタジー?でもやっぱりリアル。
綺麗な登場人物が居ないんですね。皆ちょっと歪で人間味がある。金・愛・家族・友人・仕事…人生大変よね~っていう。
ストーリーの面でも、純粋な善意に見える行いは皮肉にもマイナスに転がるし、1つ手に入れると1つこぼれていく。
あれ?笑いで誤魔化されてるけどこれけっこう重いな?
そしてラスト。
…なんでそんなことするの??
「パンフは薄くてでかいもの」
という常識を覆す圧巻の170ページ超え。
小さいから持ち帰るのも簡単
は〜
良い時間だった