2020年、2月1日

私は、新たな出発の日を、迎えました。


午前中に、引っ越しのトラックが来て、私の荷物を運んでもらい、私は夫に、車で駅まで送ってもらって、電車に乗って、彼と住む新しい土地へ移動する予定でした。





二年前から、私の母の認知症が理由で、私の両親と同居していたのですが、数カ月前に、母は施設に入所になり、残った私の父親が、私達と同居していたので、父にも、勿論ですが、今回のことを話さなければならなかったのですが


昭和バリバリの考え方である厳しい父親には、どうしても、話すことが出来なかった為、私の夫が、私が出発する、前日の夜に、私の父に打ち明けてくれました。


予想通り、と言いますか

父親は、感情的に激怒してしまったので、夫が、私を、父親から被ってくれて、私が、無事に出発できるように、父親が、私を、感情的な怒りで引き止めないように、一晩中、私を、囲っていてくれました。


夫が、防波堤になって

私を、父親から、守ってくれたんです。


本当は、父親にも、きちんと説明して、納得してもらって、事を進めることが出来たら良かったのですが、夫も、父親に理解してもらうのは、難しいだろうから、言わない方がいいとのことで、私の協力者に、なってくれていました。






そうして、出発の日

父親は、朝から家を出ていました。

多分、近くに住む父の妹夫婦の所へ相談に行ったのではないかと、夫は言っていました。


出発の時間の直前に

父は、家に、帰って来ました。

夫は、何度も何度も、私の父に


「絶対に、絶対に、絶対に、怒るなよ❗️」


と、言い聞かせてくれて

(父は婿養子の夫には頭が上がらないので)


「分かった、分かった😓💦」


と、父は言いながら

昨晩の、激怒した感情を、何とか、抑えている様子でした。


実の娘が、明日、別の男性の所へ行く為に家を出るなんて、突然に、聞かされたら、誰だって、親なら、正気で居られる訳はありません。

だけど、夫に説き伏せられて、必死で、感情を堪らえようとしてくれて


私が、出発する最後に


「毎日、美味しいご飯を作ってくれて、ありがとうございました」


と、送り出す言葉を、言ってくれました。






「お父さんも、ありがとう」


私も必死なので、短い返事しか出て来ませんでした。

本当は、もっと、言うべきことがある筈なのに

こんな形の、突然な別れになってしまって

親孝行したいと思い、今まで生活した来たのに

なんで、こんな事に、なってしまったのか。。。


けど、そんな事も、考える余裕も無く、何だか私の意思とは別に、トントン拍子に、超スピードで、事が運ばれてしまい、あまりにも自然な感じで、呆気ないくらいに


私は、27年間、家族と暮らした家を

後にしました。


車で、駅まで送ってくれる中

離婚したら、子供には合わせないと

言っていた夫が


「子供のことで、何かあったら、連絡するからな」

と、言ってくれました。


本当に、本当に、家族の愛情に包まれて、私は、心から幸せだったんだ、と、ただ、ただ、感謝しか、ありませんでした。


引っ越し先へ向かう電車の中

家族のファミリーメールで、家族への感謝の言葉を、心を込めて送りました。


そうして、最愛の家族達とお別れをして、私は、彼との新しい暮らしへと、旅立ちました。