あれは怖かったなあ | まるぶろ

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思うこと、感じることを徒然に。

先日のちょい遠いスーパーへ行く途中、思い出したことがあって寄り道しました。


以前珍しく娘が道に迷い、「ん?ここどこだ?」と言った場所。

「右にちょっと見えてるのがおばあちゃんが好きだった釜飯屋さんよ」

「なるほど、ほなあの道に出るわ」


と言って娘が選んだのがこの道。

写真だとたいした坂じゃないんですが、実際はかなりの急勾配。天井低いし。


「え?これ道じゃないんじゃない?」

「道やろー」

「怖いって、ほかの道行こう」

「いや、これが最短ルートだろ」

と強引に入る娘。

車は「ジェットコースタートップまで来ました」のところで「ガリガリガリガリ!」。

底擦りまくり!


車降りてみる娘。「お母さん、これどう?」と。

私も降りて見てみると、地面と車が一体化という状態。


「うーん、どうしよう」と娘。

「下がるしかないやろ」と私。

ちょっと車をバックさせるとまた「ガリガリガリガリ!」。


「これ上っちゃうほうがええんちゃう?」と娘。

「いやいやいや、上りきるガリガリより引き返すガリガリの方が少ないはず!バックだよバック!」と私。


運転できない私に従うことなんてまずない娘ですが「よし、バックしよう」と。

 

狭い坂道なのでミラーたたんでバック。

右を娘、左を私が見ながら「こっちあと3センチしかない。ハンドル切って!」「切るよー。いくらでも切るよー」

坂道が急すぎて背中はシートにへばりつきつつ、ガリガリ言わせつつ、なんとか元の位置へ。


上から見るとこんな。写真だとやっぱり大したことない感じなんですが。


危ないと思ったところには踏み入れてはいけません。

私はいろいろと経験して危ない橋は渡らないようにしてますが、娘はまだまだこれから経験して習得するんだろうな。