父も元夫も禁煙に成功した人たちです。
でも、禁煙後の態度や発言に私はいつも納得できなくて、「そんなこと言う権利ないじゃん」と思ってました。
元夫は喫茶店やレストランで近くのテーブルから紫煙が流れてくると、わざとらしく咳きこんだり、大袈裟に扇いだり。これ見よがしにガタンと大きな音を立てて席を立って他のテーブルに移動したり。
当時はまだ分煙もなかった頃ですから、吸ってる人にもお店にも問題はありませんでした。
不機嫌な彼と食事をするのがものすごく嫌だった。
私が悪阻で吐きまくって何も食べられられなかったとき、そばでぷかぷか煙草ふかしてたくせに。私を副流煙まみれにしてたのに、禁煙したらまるで煙草なんて吸ったことないような態度って?
父はもっと酷かった。
亡き母は煙草がやめられない人で、一日中ぷかぷか。食後は特に吸いたかったみたい。
三人で家で食事をすると、位置的に私の方に煙が流れ、父は「まるががんになったらお前のせいだぞ。煙草やめろ!煙草やめろ!」と騒ぎまくる。
だけどそれ言う権利も父にはありません。
10代から60歳まで毎日3箱吸ってた父。父の副流煙を母のお腹にいた時から吸ってた私。母もその頃から吸ってたから、お腹の中で煙を食事にしてた私です)
大昔のことですが、一歳半の私の従兄弟を1か月預かった時、父は従兄弟の髪の毛にブワッと煙草の煙を吹き込み、頭から煙出す従兄弟に「頭が火事だぞー」なんてこともしてたんです。
煙草をやめたのはとても良いことだと思うけど、やめても吸っていた過去は無くならない。
なんでそんなことがわからないのかなぁと。