「活版印刷三日月堂」は以前読んだのを借りてきてしまいました。
最近そういうことが多いんだよなあ。ボケが進行中。
ほしおさなえさんの世界が好きです。
さまざまな小説、それぞれ独立しているのだけど、それぞれ関わりがある。
舞台のほとんどが川越なのも私には愛着。川越は18〜20歳ごろ、週一以上で訪れていたから。
もちろんそんな遠い過去と今の川越は違います。今では小江戸として有名な川越、私が足げく訪れた頃は、バリバリ昔の川越。秩父の麓という感じ。
それでもあの頃を思い出せる小説がほしおさなえさんのシリーズ。
柔らかな表現がたまらなく好きです。
東野圭吾さんの「手紙」は読み進むほどに病んでいく。
身内に犯罪者が出たことで、どれだけ家族(この小説の中では家族は2人きり)が奈落に突き落とされるかを思い知る小説。
結末も「その終わり方なんだ…」と思いました。
「麒麟の翼」は「手紙」より先に読んだ方がよかったかもしれないです。
優しい本、食べること=生きることな本、重たくのしかかる本、バランス良く読むようにしてます。
それは自分の精神のバランスを保つためでもあるかな。
ちょっと最近は病む傾向になってるから、立て直さなきゃ。