イケメンシェフがあなただけのために料理します | まるぶろ

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思うこと、感じることを徒然に。


エプロン男子2nd  今晩、出張シェフがうかがいます  
山本 遥 (集英社オレンジ文庫)

タイトルそのままの作品です。
派遣シェフ「エデン」のシェフ4人。
代表で家具職人の相馬、寡黙だけれどハートは温かい海斗、専門学校生右京、本業は僧侶の悠然。
個性的な4人が依頼を受けて、依頼主の漠然としたリクエストにぴったり合う料理をふるまいに行きます。


私だったらどういう状況のときに依頼するかなあ、と考えてみました。
そこそこのお金を払うんだし、自分だけのために作ってもらうって贅沢。
やっぱり食べたら元気になれる料理がいいよなあ。
今を励ましてくれるもの。
…って、どんな料理か想像もつかない。

イメージしたのは母と父の料理。
認知症で自分の得意料理をすべて忘れた母のレシピを再現してほしい、なんて思ってしまう。
父も料理を忘れてしまったしな。
私が小学生のころ、日曜日の昼ご飯を作るのは父だった。
当時としては珍しかった、レタスチャーハン。
滑らかさが抜群だったすいとん。
ネギと納豆スパ。
作り方はだいたいわかるけど私には再現できない。
そんなのも食べてみたいかも。


でも極上イケメン独り占めしてそんな料理って、なんかちょっと…