エメラルドスプラッシュのブログ

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月桃鏡のかがみです。
今回は既視感のお話しです。

旅先で初めての場所なのに、なぜか懐かしさを感じたりしたことはないでしょうか。
私は、全く知らない道なのに、周りの風景をどこかで見た記憶があったり、夢で訪れた場所だったりすることがあります。
また、何気ない会話を友人としていても、あれ?これ昔にも誰かと話したことがある。
でも、誰とだったかわからなかったり。
それは、パラレルの私が経験していることなのかも知れないし、眠っている間に心だけ飛んでいってるのかも知れません。
難しいことは、わかりませんが、意味があるから起こることなのだなとは感じています。

数年前のことです。
1人で出掛けた神戸の乗りなれない電車で降車間違いをしてしまい、(まぁいいか。時間も余裕があるから、歩いて散策しよう)となったことがありました。
気の向くまま、民家の軒先に咲いている花🌸🌺をみながら、歩いていると、100㍍程先に、石垣がありました。
民家とは明らかに違う造り。
あぁ!夢でみた場所だと、石垣を周り込み、少し上を見上げると鳥居がみえました。
はやる気持ちとともに、鳥居をくぐると、小さな八幡神社でした。神社と隣接する公園から響く子供たちの声が聞こえてきます。
何の変哲もない神社ですが、ふいに胸につまるものがあり、気がつくと泣いていました。
切ないような悲しいような喪失感のような。
ひとしきり泣いたあと、意味があってここに来たのだなと
理解しました。

後から調べると、ここは平家の福原京の中心地であり、安徳天皇が滞在した場所でありました。諸事情で僅か半年ほどの泡沫の都であったのです。
この神社は荒田八幡宮。旧神社名は熊野権現を祭神とした、(高田神社)だったそうです。
おそらく、夢で訪れて古のかけらに少し触れてしまったのかも、、、なんて勝手に解釈しています。

本日はここまで。
お読みいただきありがとうございました。

鏡でした。