●スマホの事例から考える未来の社会のあり方! | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

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きのうの朝、たまたまテレビをつけたら・・・


ニュースである会社の取り組みが紹介されていました。


その会社では、スマホからガラケー、つまり今までどおりの携帯に変更すると月5000円の手当がつくというのです。


5000円と言ったら、携帯の料金がまるまる支払えるだけの金額ですね。


では、なぜ、その会社の社長さんはそのような取り組みを行おうと思ったのでしょう?


それは、昼食や休憩時間のこと、多くの従業員の方がスマホを持つようになるとともに、その休憩の間、ほとんどの方がスマホに夢中になり、社員同士の会話が極端に減ったんだそうです。


社長さんは、そのことに危機を感じたそうです。


どんな危機かというと・・・


その会社は中小企業でしたが、そこの社長さんは、中小企業の強みは小人数ゆえの風通しの良さや円滑なコミュニケーションにあると考えていたようです。


しかし、休み時間に多くの方がスマホを触っていることで、会話が少なくなりお互いコミュニケ―ションがなくなっていく。


それによって会社の活力が奪われていくのではないかと考えたようです。


そのために冒頭で述べたような取り組みをはじめたんだそうです。


その取り組みをはじめた当初は、3人の方が名乗りを上げたとか。


そして徐々にその数が増えていったようです。


それによって、いまでは元のように社員同士の会話が増えてきている、そんな内容でした。


見ていて、「なるほど~!!」と思いました。


それにしても・・・


駅の構内や電車の中などで、スマホを指でスリスリしている方をよく見かけます。


正直言ってあまり美しい光景だとは思えません。


それに加えて・・・


先日、東京駅の構内を歩いていたのですが、歩きながらスマホをスリスリしている若者が前方を歩いていました。


当然、その若者の歩みは画面に集中しているためゆっくり。


私はバスに間にあうように速足で歩きたかったのですが、周りにも大勢の人がいて前に出られません。


「スマホなんかしてないで早く歩け(怒)!」


そう思ってイライラが募りました。(競合的?)


正直言って、歩きスマホは人に迷惑をかける可能性もあるので、できれば人のいないところで立ち止まって操作してほしいものです。


さらに・・・


先日、自転車を運転しながらスマホをスリスリしている女の子を見かけました。とても危険ですね。


その子自身も車にはねられる危険が増すでしょうし、ほかの人を事故に巻き込んでしまうリスクも増えます。


さらに危険なことに・・・


車を運転しながら、スマホを操作している人をよく見かけます。


まあ、なかには漫画を読みながら運転している猛者もいるので、それよりはましかと思ったのですが・・・


でも、危険性という観点から同類かもしれませんね。


もし、人が急に飛びだしてきたりしたら・・・


どんなに便利な器機で、使い方を誤ると、人の迷惑になったり、危険を生じさせることにもなりかねません。


だからこそ、マナーを守ることは大切なのでしょう。


そして、そのような迷惑や危険もさることながら・・・


それによって人々のコミュニケ―ションの量と質が落ちてくるとしたら、それは大問題かも!!


冒頭で述べた会社の例は社会の縮図としての一例であり、もっと大きなスケールで多くの人のコミュニケーションの量や質が落ちていることを物語っているのかもしれません。


そろそろ未来の社会のあり方について考える必要がありそうな気がします。


20年後、どんな社会であって欲しい?


少なくとも、どこを見てもスマホなどの端末を、下を向いてスリスリしている人だらけの未来はまっぴらごめんです。


その意味で、冒頭の社長さんが会社の未来を考えてスマホ対策をしたように、私たち一人一人もよりよい社会をつくるために今できることを何かを考えて、一歩を踏み出すことが大切なのかもしれません。