●諦めなければ、もしかすると・・・ | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

勉強だけできても意味はない!

学習のコツや勉強する意味を一緒に考えると共に

勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?

もし、子どもが何度も失敗を繰り返す場合。



親として、子供に何を話してあげることができますか?


もし、次のような話をしてあげたとしたら・・・


下手に励ますより、ずっと心に浸透すると思います。

====ここから====

デイビッドは、小学校を卒業すると同時に、農場に働きにでました。


その後、いろいろな職業を経て30歳後半に独立を決意しガソリンスタンドを始めることに。


しかし、大恐慌と干ばつなどによりガソリン代が回収できなくなり、彼の会社は倒産。


どうしようか考えたデイビッドは、知り合いのガソリンスタンドの片隅に6席だけの小さなカフェを開くことになりました! その時、彼は40歳。


もともと料理には自信があったデイビッドは、料理の素材にもこだわったため、そのカフェは評判になっていきました。


しかし、その後、なんと息子の突然の死、そして火災など、人生のどん底を経験します。


それに加えて新たなハイウェイの建設により、車の流れが大きく変わり、客足が遠のき店を手放さざるを得なくなりました。


店の借金を支払い、彼の手元に残ったのは、やっと生活できるだけのわずかなお金と、店で評判だった料理のレシピだけ。家も失い、車で暮らす生活が続きます。


その時の年齢は・・・すでに65歳。


65歳で何をしたらいいというのでしょう?


きっとデイビッドは、途方に暮れたに違いありません。


しかし、彼は新たなビジネスモデルを考えだします。


そしてそのビジネスを成功させようと一軒一軒会社を回りました。


とはいえ、デイビッドの提案を受け入れてくれる会社は現れません。


提案に対して「NO!」の連続。


でも、やっと彼の話を聞いて初めての「イエス」にめぐり合います。


きっとその喜びと言ったら・・・


デイビッドは何回目にして「YES」をもらったと思いますか?


10回? いいえ。20回! いいえ。100回?


なんとデイビッドが断られた回数は、1000回以上になります。


普通なら10回も断られたら諦めてしまうでしょう。


でも、彼は1006回目の交渉で初めての「イエス」にめぐり合ったのです。


それから何と1年後、彼のビジネスを受け入れたお店は150店舗に増えます。


そして、いまでは、全世界にその店舗は広がっているのです。



もちろん、日本においてもその店舗は大きな町ならどこに行っても見かけるお店です。


おそらくほとんどの方は、そのお店の名前を聞いたことがあるはず。そしてそれを食べたことがあるという方も大勢いらっしゃると思います。


では、そのお店とは?



デイビッド・サンダース、通称でカーネル・サンダースと言ったら誰もがお分かりでしょう。


ケンタッキー・フライドチキンです。


彼は65歳になってほとんどの財産を失いました。


それでも諦めませんでした。


そしてケンタッキーのフランチャイズビジネスを考え、1000回以上も断られながらも諦めないでそれをやり通した。



その精神力たるやすごいものがあると思いませんか?



諦めなければきっと道は開ける。


だから一回の受験の失敗やちょっとした失敗などで諦めてはいけないのだと思います。


参考図書

できる子にする「賢母の力」

木下晴弘著

7つの習慣 小学校実践記〈2〉

渡邊尚久著