おもしろい実験について記事を読みました。
1958年のこと、福岡県の小学校でその実験は行われたとか。
九州大学医学部の神田三郎先生が行った実験ですが、その結果は、子どもの生活習慣を考える上で、示唆に富んでいます。
その実験で、小学4年生464人の中から、ランダムに120人が選ばれ、2つのグループに分けられました。
そして60人ずつ実験群と対象群に分けられます。
当然ながら、対象群に対しては何もしませんでした。
そして実験群の子たちには・・・
どんなことが行われたと思いますか?
それについては、後で述べることにして、その3年後の結果について述べたいと思います。
実験群の60人が、対象群の60人と比べて、良かったことを列記したいと思います。
◎体格がよくなった
◎成績が上がった
◎病気にかかりにくかった
◎知能検査でIQが上がった
◎ほとんどの子がレベルの高い高校に進み、国立の大学に進学
このような違いがあったというのです。
ここでIQに関して補足しておきますと、普通の人のIQは、90~109くらいなんだそうです。
それに対して、実験群の子たちのIQは、3年後、平均して120あったとか。
実験群の子たちに対して、ある生活指導が行われたのですが、3年後、その子たちはIQにおいても大きな違いを見せたのです。
ちなみに、その実験で選ばれたのは、虫歯があって、学力が平均か、それよりも劣っているレベルの子たち。
そして両親は健在という子たちでした。
いわゆる普通の子たちがその実験で選ばれました。
では、そんな大きな結果の違いを生じさせた生活指導とは、なんだったのでしょう?
それは・・・
それは、おととい届いた宮崎中央新聞に書かれていました。
歯科医師の河原英雄さんの記事です。
具体的に何をしたかについては、そのまま引用させていただきます。
実験群のほうは、虫歯の治療・歯磨きの指導・定期的な検査を行い、さらに、一口30回噛むように指導し、規則正しい生活をさせました。親にも協力して実施しました。
それだけなんですが、それによって上にも述べたような違いが生じたというのです。
とはいえ、その結果も当時は、偶然だろうと思われていたそうです。
しかし、脳の研究が進み、この実験結果が非常に注目を集めているとか。
やはり、生活習慣って大切なんですね。
さらなる詳細については、「宮崎中央新聞」をご覧になってみてください。
ちなみに「宮崎中央新聞」は、週1で、月4回発行されている新聞ですが、凶悪犯罪や戦争についての記事は一切書かれていません。
どちらかというと気持ちが前向きになる記事だけが書かれています。
今回、参考にさせていただいた記事は5月13日号。
ところで、この新聞、一か月間、4回分の新聞を無料で送ってくれます。
試読をして継続するかどうかは、4回の新聞を見て判断する。
私も去年の9月に試読を始めて、結局、継続することに決めました。
それは、やはり、おもしろいから!
ちなみに今回の5月13日号には、あの「福島正伸」さんの「チャンス♪チャンス♪チャンス♪」という連載記事があったのですが、来週号は、絶対に見逃せないと思っています。
なぜかというと、4つの事業を起こし見事に失敗してて、これではいけないと、1年で「不可能を可能にした人」180人に会いに行った福島さん。
そこで成功の秘訣を学んだといいます。それは「なんだ、こんなことかよ!」ってこと。
そんな秘訣が来週の記事になるというのです。
これは見逃せない!
もし、興味のある方は「宮崎中央新聞」で検索し、試読をされてみてはいかがでしょう。