●「誰かのために生きること」で幸せになりうる科学的根拠! | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

勉強だけできても意味はない!

学習のコツや勉強する意味を一緒に考えると共に

勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?

心療内科の受け付けをしていた知り合いがいて、そこで、どんな診察が行われているかについて話しを聞いたことがあります。



患者さんが多いこともあって、医師による診察は、だいたい2~3分。



そして薬を処方されておしまい。



多くの場合、そんな感じだったそうです。


今は良い薬もあるようで、症状を抑えるには確かに都合がよさそう。



でも、薬に頼るだけの治療に疑問を持つ方も多いのでは!



先日、野田先生のオープンカウンセリングのあとの話しでも、心の問題に対して薬に頼ることの是非が問われていました。



その点については、こちらの記事 を!


私は医療については、よくわかりませんが、野田先生も書いているように薬を安易に処方するのは、あまり良いことと思えません。特に子供には!


では、何か妙案はある?


アドラーが、鬱の患者さんに言ったという次のような言葉は興味をそそります。



もし、あなたが本当に幸福になりたいのであれば、自分のことばかり考えるのをおやめなさい。


他の人たちにできることをしなさい。



あなたは無理をして人から期待されることを何もかもしようと思って暮らすから、うつ病になるんです。



だからしたくないことをしなくていいです。



ただし・・・


このあとの言葉はどんな言葉が続くと思いますか?



答えはこうです。



ただし、一日に一回だけは人のためになることをしなさい。



アドラーは患者さんに対して、こんな助言をしたんだそうです。


では、人のためになることが、本当に鬱に効く?



それについては、「幸せ物質」と言われるあるホルモンが答えとなりそうです。



そのホルモンは、人とのつながりを感じた時に分泌されるんだとか。



そのホルモンの名前は?


オキシトシンです。



オキシトシンは、体に対して様々な良い影響を及ぼすそうで、腸の動きや炎症を抑える働き、そして心臓病などにもよい作用を及ぼすことが分かっているとか。



それは人間関係やストレスとも密接にかかわっているそうです。



つまり、人に親切にしたり、人のためになることをすることで、感謝されたりすることで、よい人間関係が醸成される土台が築かれる。


そして人の役にたったと自尊感情も芽生えることでしょう。



そして人とのつながりを感じるはず。



すると当然、オキシトシンが分泌され・・・



よく、「情けは人のためならず」と言いますが、人の役にたつことは、自分のためにも大いに役立つのです。


そう考えると、アドラーの「一日一回、人の役にたつことをしなさい」という助言は、科学的にも信頼が置ける助言だと言えるのではないかと思いますがいかがでしょう?



ちなみにオキシトシンに関しては、以下の書籍を参照ください。


「親切」は驚くほど体にいい!



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もし、子供に幸せになって欲しいと思うなら・・・



まず、人に親切にできる子に育てるほうが重要かもしれません。



そしてその方がきっと勉強にも力が入るのではないかと思います!