●朝起きるのは誰の課題? | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

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勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?

「朝、お子さんを起こすお宅は?」


「子どもの心のコーチング」の著者である菅原裕子さんは、ワークショップなどで責任について話をする時に必ず、そのように聞くそうです。


するとどのくらいの参加者の方が手をあげると思いますか?


なんと8割の参加者が手をあげるんだそうです。



すると菅原さんは次のように質問するとか。


「では、学校に遅刻しないように、一定の時間に起きるのは誰の仕事ですか?」


この質問に対して、あなたはどのように答えるでしょうか?


「それは親の仕事に決まってるじゃないですか!」


と答えるかも知れません。


菅原さんは、その点に関して次のように書いています。


学校に遅刻しないように起きるのは子ども自身の仕事です。ところが、その仕事を子どもから奪って、親が起してしまうことで、子どもは親に依存するようになります。そして、子どもの自立はさまたげられます。


続けてこのように述べています。


「起こさないと遅刻するから」という親心によるヘルプは、結果的に、だから子どもが自分で起きなくてもよいという状態を作ります。子どもが起きてこないのではなく、親が起すから子どもは起きてこなくていいのです。


お母さんとしては、子どものことを思って起こすのだと思いますが、結果として子供を依存的にしてしまうというのです。


実はアドラー心理学をベースにした子育て講座、パセージでも、「課題の分離」という部分があって、まさしく、朝起きることが、誰の問題なのかということについて考えることもあります。




また、明日にでも記事にしたいと思います。


参考図書「子どもの心のコーチング」

実際に、そんな場合、どうしたらいいというのでしょう?