●人と対面して話す際に緊張しないためのコツ? | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

勉強だけできても意味はない!

学習のコツや勉強する意味を一緒に考えると共に

勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?

あることに気付きました。


それを意識すれば人と話す際に緊張しなくて済むことを!


それまで、私は人と話をする際に緊張してしまうという傾向を持っていました。


そして、それをどうにかしたいと思っていました。


でも、改善できない!


その転機がやってきたのは、あるコミュニケーションの勉強会に参加したときのこと。


その勉強会では、話の聴き方についてワークを通して学びました。


2人がペアーになって、お互い楽しかった話や怒りを感じた話を聞きあうというワークです。


その際に求められたのが、バックトラッキング


つまり話を聞く際に、相手が話した語尾やキーワードをオウム返しするというのです。


例えば、


A「今日、天気が良くて気持ちよかったです」


B「気持ちよかったんですね」


こんな感じで相手が言った言葉をオウム返しします!


そしてその後、行った実習が私に気付きを与えてくれました。


どんな実習だったかというと、相手の人が話した感情を伴った話を最後まで聞いて、(2分)要約して返す(30秒)というものでした。


30秒で要約して返すためには、話を十分に聞いておかないと返せません。


しかし、それまでの私はそんな場合でも、


「次、何を話そう?」


と意識が自分の方向に向いていました。


それでは決して話を要約して返せませんね。


要約して返すためには、十分に相手に意識を向けて話を聞く必要があるのです。


そして、実習!


「~して、こんなことがあって、あんなことをして楽しかったんです。」(2分)


「~で、あんな経験をして、楽しかったんですね」(30秒)


そのワークを終えて自分が緊張していないことにふと気付きました。


ここで学びを得ました。


「そうか、『何を話そうと』自分に意識が向いてしまうと緊張してしまうけど、相手がどんな話をするのか、どんな気持ちで話しているかなど、意識が相手に向かっていると緊張しないんだ」


ただ、疑い深い私は、それは気付きと言っても私だけに当てはまる可能性もあると考えました。


そのため講師の先生が「何か気付きや発見がありましたか?」と問うた時、それを発表しました。


講師は大きくうなずいてくれるではありませんか。


「でもそれは誰にでも当てはまる事実だろうか?」


それを確かめなくてはいられませんでした。


そして講座から帰ってきて、翌日から「聴くこと」に関する本を読みあさります。


多分、1,2か月の間に20~30冊の本に目を通したと思います。


そしてわかったことは、どうやら自分の気付きが間違いではなさそうだということでした。


人と話していて、ベクトル(意識)が自分に向かうと緊張する。


しかし、ベクトルが相手に向かうと緊張しない。


「つぎに何を言えばいいか?」なんて考えていてはいけなかったのです。


それに加えて、「話を聞くってとても重要なんだ」ということを実感しました。


話を聞くことは、その人の存在自体を認める行為!


それも実習で話を否定されずに、聞いてもらえたからこそ実感できたわけです。


それまでの実生活において、どれだけ話しの腰を折られたり、否定されてきたか!


きっと多くの方が、そんな体験をされてきてるんじゃないかと思います。


おそらく子どもも、学校や友達関係の中で、話の腰を折られたり、発言を否定されるようなことは避けることができないと思います。


だからこそ、少なくとも家では子どもの話を否定せず、最後まで聞くことを意識していただければいいなと思います。


それによって子どもは勇気づけられ、きっと「お母さんは仲間だ!」と思うようになるはず。


ぜひとも、子どもと同じ目線で、子どもの目を見て話を聞いてあげてください!


きっと、お子さんの笑顔が増えることでしょう。