今日は、過去記事を修正しつつ、再アップします。
さて、
私の実家には、今でもコンクリートブロックでできた倉庫があります。
全体がブロックでできていて、上部は平らになっています。
小学生の頃、よくそこに上がったものです。
そして何をするかというと・・・
その倉庫の上部から地面までは、だいたい2メートルくらいあるのですが、よく、そこから飛び降りたものです。
子供にとっての2メートルは、かなりの高さです。
へたをすると怪我をしますよね。
でも飛んでしまう。
そんなことをしょっちゅうしていました。
それに加えて、倉庫に隣接する自宅に電気の架線が来ているのですが、倉庫の上からその架線がさわれるような位置にあります。
ある時、ためしにその架線の一部に触ったことがあります。
すると“ズドン”というショック!
架線の接続部にテープが巻いてあったのですが、そのテープがはがれていたのです。
いわゆる感電したたわけです。
死ぬかと思いました。
ただ、男の子ってしょうがないですよね。
なんと次にその倉庫に上ったときも、わざわざ度胸試しみたいな形で、そのテープがはがれている部分に触ってあの“スドン”というショックを試しました。
すごいショックが体の中を駆け巡り・・・
それでも面白半分で、またやってみたのです。
いまから考えると、何と無謀なことをしたことか!
そしてなんと、双子のかたわれにも「やってみたら」勧めたのです。
ほんと、おバカさんだったと思います。
女性のみなさんは、そんな無謀なことはあまりしなかったのではないですか?
さて、男の子と女の子の脳は本質的に異なっているらしいことを、ご存知ですか?
例えば、今の例ですが、多分、女性の皆さんは、子どもの頃、高いところから飛び降りるなんてこと、あまりしたことないでしょう。
でも、男の子はやってしまうのです。危険なことを!
だから怪我も多い!
大きな怪我で病院に担ぎ込まれるのも圧倒的に男の子のほうが多そうです。
そのように男の子と女の子は違う。
その点を解き明かす、面白い本があります。
その本に述べられている男女の違いを幾つかあげると・・・
例えば、男の子と女の子ではリスクに対する評価が違うそうです。
それは自律神経系の性差から来るんだそうですが、男の子はリスクのある出来事に興奮を覚えるそうです。
だから高いところから飛んだり、わざと電気に触ったり、危険な行為するのかも。
また、音の聞こえ方が、男の子と女の子では違うとか。
女の子の方が、男の子より聴覚がいいんだそうです。
そしてその違いは、子どもが大きくなるに従って大きくなるらしい。
だから女の子に話す場合は、小さめに、男の子に話す場合は、大きめの音量で話すことが必要だそうです。
それと物の見え方にも違いがある?
目の構造上の違いだそうですが、女の子は生まれつき人の顔に興味を持ち、男の子は動くものに興味を示すんだそうです。
その影響でしょう、女の子はどちらかというと人形などに興味を示し、男の子は車や電車など動くものに興味を示すわけです。
さらに男女の攻撃スタイルの違いとか、「ヘ~、そうなんだ」と思いながら読みました。
この本、おもしろい。
他にもいろいろ違いがあって、特に男の子をお持ちのお母さんが読むと、男の子の行動の意味などがわかるかもしれません。
その本のタイトルは?
「男の子の脳、女の子の脳 こんなにちがう見え方、聞こえ方、学び方」
レナード・サックス著 草思社