●感情の社会化がヒント!怒りをコントロールできる子に育てるために! | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

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昨日の朝、ペタを返していて、ある方のブログの記事を拝見しました。


ある方とは、愛知県でベビーサインを教えていらっしゃる安藤ひさこさんです。


安藤さんの記事を拝見していて、これって、子どもが感情のコントロールをできるようにしてあげるために重要だなと思いました。


その記事は、こちらです。



この記事の中の一部を引用させていただきます。


ちなみに安藤さんには2歳の娘さんがいらっしゃいます。


=========ここから!

もうすぐ2歳ということもあって、ずいぶんと感情表現が豊かになってきた、娘。

「怖~~い」という状況も、よくわかってきて、伝えてくれるようになりました。

暗いところ、狭いところ、お医者さん(耳鼻科は平気)、寝起きの長男、

が、娘にとっては、怖いものらしい(笑)

長男の、寝起きのボッサボッサ頭が、どうも怖いらしい。


さて、嬉しい、悲しい、怖い、悔しいなどの、形容詞は、赤ちゃんが体験した時に、おかあさんが、気持ちを代弁しながら、言葉とサインを教えてあげるといいですね。

それによって、こうやって表現するんだな~ということを、学んでいきます。


========ここまで!


安藤さんが書いていらっしゃるように、「嬉しい、悲しい、悔しい」などの感情を感じているときにお母さんが、気持ちを代弁して言葉をかけてあげると、子どもは自分の体の中でおこっている、得体の知れない衝動が「嬉しい、悲しい、悔しい」などと表現されるんだということを理解していきます。(サインも!)


いわゆる、自分の感情に名前を付けてもらう体験をするわけです。


それを感情の社会化というそうです。


それは、とっても重要です。


それが怒りなどの感情をコントロールすることにもつながるからです。


ただ、子どもがプラスの感情を感じているときには、自分も、周りの人も楽しい感情になっているので問題はありません。


しかし、子どもがマイナスの感情を感じているときに、それは問題となる可能性があります。


なぜなら、マイナスの感情は、だれも好ましく思わないからです。


できたら避けたい。


でも、そんな時こそ、「いま、どんな感情なのか?」、子どもの感情に注目して、言葉がけをしてあげたいものです。


それは、子どものありのままを受け取ってあげる行為でもあります。


なぜかというと、子どもがマイナスの感情にとらわれているときに、「悔しかったんだね~」などと感情に即した言葉をかけてもらえることによって、「こんな得体の知れない感覚にとらわれる自分でもOKなんだ」と、子どもも自分を受容的にみるためのきっかけになるからです。


これを書いていて思い出しました。


去年、地元の大学の心理系の公開講座に参加したとき、カウンセリングもしている講師の先生が、「こんな気持ち(マイナスの気持ち)になる自分っておかしくないですか?」というような相談を学生から受けてショックを受けた、そんなことを話していたのを!


人間ですからマイナスの感情を感じることも、しょっちゅうあるはずですし、それはあたりまえのことですね。


でも、その学生さんは、マイナスの感情を感じている自分に悩んでいるわけです。


もしかするとその学生さんは、子どもの頃からマイナスの感情を感じた時に、お母さんから気持ちに共感してもらうこともなかったのかもしれません。


どちらかというと「いつまでもそんなこと考えていちゃいけない」と感情を感じること自体を否定されてきたなんて可能性もありそうです。


感情はプラスもマイナスもあって当たり前。


特に子どものマイナスの感情に対するお母さんの扱い方が、その子の感情コントロール力を磨き、そんな感情を感じる自分もOKと自己肯定感にもつながるのかもしれません。


マイナスの感情を子どもが感じているときは、子どもが成長するための大きなチャンスかもしれませんよ。


ところで、安藤さん、勝手に記事の紹介と引用してしまいましたこと、お許しください。


それと2歳前後のお子さんがいらっしゃる方にとっては、とっても勉強になるブログです。


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