数年まえ、あるコーチングの講座に参加した時の
ことです。
参加者は、１５，６人だったと思います。
６回の講座で、それは２回目の時、前回の講座
から一カ月がたっていました。
その２回目の講座が１０時に始まって、まず、
一ヶ月間の振り返りをしたんですが、お母さん
である一人の参加者の方が、発言しました。
娘さんのことが心配なそのお母さんは、娘さん
のやることなすことあれやこれやと口と手を出し
ていたそうです。
ある時、そのお母さんは、１１才になるその娘
さんに言われてしまいました。
「私、自分で何もできない子になっちゃうわ！」
そのお母さんは、ハッとしました。
初回の講座で、子育ての目標として
「自分で自分の問題を処理する」力をつけてあげ、
「手放しても大丈夫な子に育てなければいけない」
と学んでいたからです。
それでそのお母さんは、学んだことを思い出し、
「いちいち口を出さないで、見守るようにした」
そんなことを語ってくれていました。
それを聞いていた周りの人は、
「それを言える娘さんもすごいよね」
と言っていました。
そして、それを言える関係を作っていたその
お母さんもすごいんだと思いますが！
アドラー心理学でも、過干渉や過保護は、
子供の勇気をくじく行為だと学びます。
その代わりに子供を信頼し、待つことが大切
なんだと。
さて、この方
も信頼して、待つことが大切と
おっしゃっています。
逆に管理をして、コントロールしようとすると
子供の才能をつぶす可能性があるって！
とても共感する部分があるので、ご紹介したい
と思います。