今回紹介するのは、Nikon FMです。
懐かしいNikonロゴですね。 額が広く特徴的なFMはFM3Aまでこの外観が引き継がれました。
ゴシック体のロゴから斜体のロゴに変更されましたが・・・
メカニカルシャッターに露出計のみを搭載したシンプルで使い勝手の良い機種でした。
ニコンF2の流れを持ち、シャッターダイヤル内にASA(ISO)感度設定ダイヤルが同軸で配置されています。
ニコンF2との違いは中間シャッターが使用できない事と、シャッター速度も1000/1までしかありません。
このカメラは、Ai連動ピンの抵抗が擦り切れていて、露出計が安定作動しない状態です。
このカメラのスピードライト同調速度は、125/1でした。 その後FM2で200/1に引き上げられます。
実際に電源を入れた状態にして見ました。 シャッターレバーを手前に引き出した状態で撮影開始状態になります。
シャッター幕です。 写真はシャッターを切った後の状態で後幕が写ってます。 シンプルな構造で、メカシャッターなので故障も少ない機種です。 露出計が使えない状態の物が多く見られるようになりました。
このカメラは、1977年登場で他にNikomat FT3も同時期に販売されていました。