イラストストーリー『うさことわたし』
イラストストーリー 『シリーズ・うさことわたし』(2009年~2010年)
今回のイラストストーリーは、5枚の『うさことわたし』シリーズを紹介します!この絵たちは、わたしがライフワークで描いている、『うさことわたしの物語』を代表するものだと想っています。
それまで、10年にわたり、自分の分身として、「うさこ」を描いてきましたが、初めて、絵のなかに「自分」がうさこと並んで登場しました!これは、わたしは、自分の障害を受け入れ、わたし(自分自身=「うさこ」)と、手をつないで、仲良く、歩いていきたい。そんな願いから生まれた絵なのです。
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1・『うさことわたし~生きる愛しさ~』
![うさぎのゆきあと~電動車椅子のパステル画家・ゆきの日々~](https://stat.ameba.jp/user_images/20110127/22/yuki-usako-pocketstory/12/e5/j/t02200296_0238032011009790208.jpg?caw=800)
わたしは、愛車(車椅子)に乗り、呼吸器をつけていて、うさこと手をつないでいます。どんな重い障害になっても、ハッピーに生きることができるんだよ♪辛いことや悲しいこともあるけど、すべてふくめて、生きることが愛しいよ♪という気持ちで描きました。
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2・『うさことわたし~穏やかな寝息~』
![うさぎのゆきあと~電動車椅子のパステル画家・ゆきの日々~](https://stat.ameba.jp/user_images/20110127/23/yuki-usako-pocketstory/ae/93/j/t02200300_0235032011009793389.jpg?caw=800)
27歳の入院中、気管切開をし、わたしは呼吸器ユーザーになりました。実は、最初は気管切開することを拒んでいました。「絶対に、元の体に戻って、退院したい…。」という想いがあったからです。でも、生きるほうへ…と想い、気管切開を選びました。
この絵は、「呼吸器とともに生きていこう。」というわたしの決意を描きました。わたしは、呼吸器をつけながら、うさこ(自分自身)としっかり手をつないで、眠っています。呼吸器をつけたことで、呼吸する筋力が弱いわたしも、穏やかに眠ることができるようになれました。眠るとき、まくらもとで呼吸器の音が近くですると、それは、わたしの寝息のようでもあり、とても安心します。
今では、呼吸器はわたしの大事なパートナーです。
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3・『うさことわたし~大切なわたしと歩む~』
![うさぎのゆきあと~電動車椅子のパステル画家・ゆきの日々~](https://stat.ameba.jp/user_images/20110127/22/yuki-usako-pocketstory/e8/5b/j/t02200305_0231032011009781545.jpg?caw=800)
上に白い部分を多くしたのは、これからも、歩いていくという願いをこめました。下のふたりの足跡はこれまでの道を…、そして、上の余白は、これからの未来を描きました。うさこは、わたし自身でもあるので、うさこと手をつないでいる、ということは、わたしは、自分自身を受け入れ、大切にして、歩んでいきたいという希望です。
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4・『うさことわたし~絵を描くことが好き~』
![うさぎのゆきあと~電動車椅子のパステル画家・ゆきの日々~](https://stat.ameba.jp/user_images/20110127/22/yuki-usako-pocketstory/69/fe/j/t02200314_0224032011009789177.jpg?caw=800)
グループ展「好きだ!!展2010」のために描き下ろした作品。
好きなもの…、やっぱり、絵を描くことです。わたしの絵にいつも登場する「うさこ」は、いつのまにか、自分の分身のような存在になりました。
病気の息苦しさで、絵が描けなくなったときがあったけれど、多くの支えのなか、絵を再開しました。 それを想うと、今回の絵の「うさこ」は、わたしを見守ってくれるひとたちの分身でもあるのかもしれない、とこの絵を描いて想いました。
呼吸器をつけた電動車椅子は自慢の愛車です。自分の息をし、絵を描くという日々が大好き。
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グループ展「好きだ!!展2010」のために描き下ろした作品。
わたしのアルバムには、自分が笑顔の写真が一枚もないです。それは、顏もふくめ、筋力が弱くるなる病気のためです。 「でも、わたしは、30年間、いっぱい、笑ってきたよ。」と、30歳の誕生日の前に描いた絵です。20代最後の作品は、昔は、風景のなかに小さく居たうさこがだんだんこちらに近づいてきて、わたしとピースをしている、というものになりました。
カメラに向かって、 うまく開かない手で、精一杯の、ピースサインを決める★ わたし、一人では笑うことできないけど、 みんなが一緒にいてくれるから、こころからの笑顔になれます。
笑顔をくれて、いつもありがとう。
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うさことわたしが共演するこの5枚の絵は、わたしが、「わたし」と、病気も含めて、ともに歩いていきたい、と願いをこめたもの。
わたしのアルバムには、自分が笑顔の写真が一枚もないです。それは、顏もふくめ、筋力が弱くるなる病気のためです。 「でも、わたしは、30年間、いっぱい、笑ってきたよ。」と、30歳の誕生日の前に描いた絵です。20代最後の作品は、昔は、風景のなかに小さく居たうさこがだんだんこちらに近づいてきて、わたしとピースをしている、というものになりました。
カメラに向かって、 うまく開かない手で、精一杯の、ピースサインを決める★ わたし、一人では笑うことできないけど、 みんなが一緒にいてくれるから、こころからの笑顔になれます。
笑顔をくれて、いつもありがとう。
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うさことわたしが共演するこの5枚の絵は、わたしが、「わたし」と、病気も含めて、ともに歩いていきたい、と願いをこめたもの。
いつもありがとう。