具材には コオロギに かじられてしまった 穴あき茄子を…。
生クリームを 加えて メヂッチ風？
ミートソースに 生クリームや ベシャメルソースを 混ぜると 美食家風 または メヂッチ風と 表現される事が あります。
中世イタリアの商人 メヂッチ家は 政治経済にも 大きな影響を 持ち フランスとの戦略結婚により 地位を 強固なものに…。
その婚礼を 境に イタリアから フランスに 近代的文化思想が 持ち込まれ 現代フランスの原点に なったようです。
思想だけでなく 生活文化そのものも 影響を 受け バレエ、オペラ、医学 そして 料理技術も イタリアから フランスは 学びました。
花の都 フィレンツェ…いまもなお メヂッチ家の栄光を 感じる事のできる 美術館のような街…。
そんな フィレンツェの小さなトラットリアで楽しんだ 郷土料理の数々。
その中でも 印象的だった 猪のラグーソース…とても 濃厚な野性的味覚でした。
なんとか その濃厚さを 馴染みのある 牛肉で 再現してみたい！
それが この仔牛スジ肉を 香味野菜と共に 数時間煮込んで 仕上げた ラグーソースです。
通常の挽き肉では 絶対に 出せない 深い濃厚な味は フィレンツェでの 猪肉のラグーソースに かなり 近いイメージに 仕上がっています。
本日のディナータイムに 限定数ですが お楽しみ頂けます…(*^^*)♪
【仔牛スジ肉のラグーソース】は 不定期にて 黒板メニューとしての ご提供になります。