最近、5年前に行ったひとり旅の事を思い出す事が多くて。
初めてのひとり旅🧳
心身症の引きこもりから脱出するために思いきって行ってみたかったお城を訪ねながら熊野詣に行った。
しっかり予定を立ててしまうと予定通りにいかなくなった時に辛くなりそうだし、そもそも予定を作ってその通りに動ける気もしなかったので
帰る期限を決めずに行く場所と宿泊先は前日に決めるという行き当たりばったり旅。
慣れない高速の運転は緊張したけど思っていたよりひとり旅は心地よかった
同行者が居ないので誰かの機嫌を気にしたり、モロモロ気を遣わずに済むのが楽で、心配していた食事も周りはそれ程おひとり様を好奇の目で見てはいない事に早くに気付けたので苦労はしなかった。
埼玉から三重まで数日かけて10城ほど巡り、伊勢神宮もお参りして少しだけ熊野古道を歩いて熊野三社を巡り帰りには開創1200年の高野山にも寄った。
引きこもりで体力は落ちていて毎日クタクタになったけど好きなものの為なら体も動くんですよねぇ
私にとっては大冒険だったけど、確実に自信がつき前向きにしてくれた旅だった
帰ってきて暫くはあの城が美しかったとか、石垣が素晴らしかった、熊野古道は自然の景色と昔の人の尽力や想いを感じられて良かったわぁ 等の感想を周りにも言っていたのだけど、今になって思い出すのは人との交流なのです。
彦根城でお話したお姉さまが「竹生島は素晴らしかったから時間が許すなら行ってご覧なさい」と薦めてくれたなぁ。
優しい笑顔の素敵な方だったなぁ。
犬山城のボランティアガイドの方のお話は楽しくて解りやすくて、何よりお城とこの地域への愛が感じられて良かったなぁ。
伊賀上野城では閉館時間が近かったのに係員さんが親切に「ゆっくり見ていってください」と笑顔で言ってくれて、少し閉館を延ばしてくれたの嬉しかったなぁ
熊野古道の馬越峠を越えた先で前を歩く女性二人組にバス停への道を聞いたら近くの有名な神社に連れて行ってくれて、他にもオススメスポットを教えてくれたうえに私の車を置いていた道の駅まで送ってくれて嬉しかったなぁ
どしゃ降りの熊野那智大社でランス人ヒッチハイカーと出会って、互いの旅の事を日本語と拙い英語で話しながら結局、彼の友人が待つ京都のホテルまでドライブしたのも楽しかったなぁ。
みんな元気にしてるかなぁ。
という事ばかりが思い出される。
パンフレットを眺めるよりも鮮やかに。
人の想いに触れて心が動いた事ってずっと残るんだなぁ
また旅に出よう🎵行きたい所、見たいもの、食べたいものは沢山リストアップしてある
今度はもっと沢山の方達と色んなお話がしたいな
今の私の目標その1です。