こんにちは幸真です!!今日もたのしく頑張りましょう!


⑴ベルサイユ条約と国際連盟

⑵国際協調の時代

⑶民主主義の拡大

⑷正誤問題



⑴ 

●1919年パリ講和会議

《説明》

a) 第一次世界大戦が終わった講和会議


b)イギリス、フランスなどの戦勝国がドイツ責任を押し付けた


c)ベルサイユ条約が結ばれた。→ドイツの弱体化をめざした。

⇒《内容》

・軍備縮小

・巨額の賠償金

・領土の縮小

・植民地の放棄


d)ウィルソンによる民族自決が唱えられた。

※十四か条の平和原則も発表

→《結果》

・東ヨーロッパで多くの民族が独立した

・アジア、アフリカでは民族の独立運動が高まった。(植民地支配が続いていたから。)


●国際連盟

常任理事国 : イギリス、フランス、イタリア、日本

発足年    : 1920年

本部       : ジュネーブ(スイス)

事務次長 : 新渡戸稲造(「武士道」を紹介した。)

→《発足結果》

・アメリカは国内の反対で加入できず、影響力が大きくなかった。





●背景

(アメリカ)

・第一次世界大戦で力を弱めたヨーロッパ諸国に代わり、経済中心国になった。

・アジア、太平洋地域の発言力を強めた。


● 1921年〜1922年ワシントン会議

⇒《内容》

・ワシントン海軍軍縮条約

・太平洋地域の現状維持

・中国の独立と領土の保全の確認

・日英同盟の解消





●背景

・第一次世界大戦の労働力として女性が工場労働に貢献した

⇒《結果》

・女性も含める普通選挙が始まった。

・職業と選挙権を得た。

→民主主義の新たな担い手となった。


(ドイツ)

・1919年ワイマール憲法

⇒《内容》

・男女普通選挙

・労働者の基本的権利の保障

・社会福祉政策




⑷正しいものをひとつ選びなさい。

A ウィルソン大統領が民族自決を唱えたことにより、アジア・アフリカで多くの民族が独立した。


B 国際連盟ではロシア、イギリス、フランス、イタリア、日本が常任理事国となった。


C ワシントン会議が開かれ、朝鮮の独立と領土の保全を確認した。


D 国際連盟事務次長となった新渡戸稲造は「十四か条の平和原則」を示した。


E 第一次世界大戦後アメリカはヨーロッパ諸国に代わり世界経済の中心となった。





答 E



●解説


A ウィルソン大統領が民族自決を唱えたことにより、アジア・アフリカで多くの民族が独立した。

東ヨーロッパ  であれば正しい。

※アジア・アフリカでは植民地状態が続き、民族の独立運動が盛んになった。


B 国際連盟ではロシア、イギリス、フランス、イタリア、日本が常任理事国となった。

・ロシアは常任理事国では無い。


C ワシントン会議が開かれ、朝鮮の独立と領土の保全を確認した。

中国  であれば正しい。


D 国際連盟事務次長となった新渡戸稲造は「十四か条の平和原則」を示した。

武士道 であれば正しい。

※「十四か条の平和原則」を唱えたのはウィルソン



E 第一次世界大戦後アメリカはヨーロッパ諸国に代わり世界経済の中心となった。