ここ最近、ひとりで奮闘しているカラーチャート用のサンプルチップ作成ですが
どうも使い心地が悪くなっているジェル筆があることに気付きました。
カラージェルを塗っていると、なんだか滑らかでないのです…むむ
筆の毛先を見てみると、ワタシにとっての「取り替え時」に来ている筆を発見
サロンでも同僚ネイリストからジェル筆の替え時の判断をお願いされたりしてましたので
今日はジェル筆の取り替え時期について、少し触れてみようと思います。
セルフネイラーさんや、ネイルスクール生さん、新米ネイリストさん向けの内容になりますが
もしよろしければお付き合いどうぞよろしくお願いいたします
まだ使えると判断した筆と、もう取り替えようと判断した筆
その2本の比較画像をご覧くださいませ。
筆の種類:両方ともプレストのスクエア筆#4(少し形状が異なっていますが同じ筆です。)
プレストのジェル筆はナイロン製です。
左の筆も結構使っているのですが、まだ毛先が整っているので大丈夫。
ですが右の筆は毛先がまとまらなくなっており、アチコチを向いて割れています。
毛先のダメージが激しい右の筆をもう少し違う角度で撮影した画像をどうぞ。
毛先が白くなっているのが分かりますでしょうか?
大きく割れている毛先だけでなく、揃っているかのようの見えていた毛先達もダメージのせいで
小さく毛先が縮れてしまっています。
正面から見てみると
左の筆は、まだ毛先までピシッと直線で整っていますが
やはり右側の筆は毛先が真っ直ぐに伸びておらずカールしています。
右の筆は、もうカラージェル用として使用するのは終了の合図が出ていると判断して
ラメジェル・粉ラメ用として新たな役割を与えることになります。
右の筆を使ってカラージェルを塗ると、毛先で爪の表面を引っ掻くような状況になるので
塗り心地がなめらかではなかったのです。
例えるなら…
こんな熊手ほうきで、爪の表面を掻いている感じになってしまうのです
ワタシは画像のようの毛先が割れて白っぽくなってきたら取り替えてしまいますが
以前ワタシが勤めていたサロンには、ワタシが間違いなく取り替えてしまうような状態の
良くない筆でも、驚くくらいキレイにカラージェルを塗ってしまう先輩がいたのですっ
まさに「弘法筆を選ばず」な、凄腕を持つネイリスト!
ですがワタシにはまだそんな技術はありませんので素直に道具を新しく取り替えます
自分の未熟な部分が、もしお道具でカバーできる可能性があるとするならば…
ワタシはおおいにお道具のチカラを借りまくります
カラージェル塗布用としての役目を終えたジェル筆は
ラメ・グリッター用としてや、MDAエフェクトなどの特殊なテクスチュアのジェル用としてや
特殊な技法を必要とするアート(掠れアート・タッピングアート等)用、エアガン掃除用等として
寿命を全うする最後の時を迎えるまで、大切に使わせていただきます
そして色んな役目を終えて、本当の最後を迎えた筆を廃棄する時。
こんまりさんの「ときめく片づけ」の教えを守りまして
「捨てるモノに感謝してから捨てる」を実行しています
皆さんのお使いのジェル筆、毛先の状態大丈夫ですか?