【VINYLUX（バイナラクス）】が気になる～

これまたブログをかなりご無沙汰してしまいました…すいません

１０月に入りましても元気にサロン勤務を頑張っております

ただ先日、サロンの先輩から「最近ブログをサボり過ぎですね～」っとツッコミが…

これだけ時間を空け過ぎたから、つまらない記事書きたくないな…と自分でハードル
上げちゃったりしてたんですが…
こんな時にピッタリのネタがあがってまいりましたので熱々のウチにお届けします

先日、ＶＩＮＹＬＵＸ（バイナラクス）のセミナーを受講してまいりました

サロンの先輩の出身校である「シーズ・インターナショナル・カレッジ銀座校」で
在校生・卒業生に向けての開催だったのですが、先輩が相談をして下さってワタシも
先輩と一緒にセミナー受講させて頂けることになりました

ありがたや～～

キレイ・カンタン・スピーディ！バイナラクス　日本上陸
２０１４．５月に日本デビューしたバイナラクス。ずばり、気になるその子はポリッシュ

。

タカラベルモント株式会社、ＣＮＤから発売されています。
現在発売されているカラーは４５色（２０１４．１０月時点）

このうち３９色は同社から発売されているシェラックと同じカラーなんだそうです。

＜バイナラクス特徴のまとめ＞

ベースコート不要で簡単２ステップ
驚きの速乾性
自然光で日ごとに強く長持ち

この特徴を詳しく勉強して参りましたので、なかなかセミナーに参加出来ない方にも
分かりやすくて参考になるように記事を書いていこうと思います

【ベースコート不要のワケと、湧いてきた疑問】
通常ポリッシュにはベースコートが必須とされていますがバイナラクスは不要です。
ベースコートは自爪への定着を促して、カラーポリッシュの色素が爪へ沈着をするのを
防ぐ役割があります。ではなぜバイナラクスではそのベースコートが不要なのか？
カラーポリッシュに自爪への【接着促進成分】が配合されているとのこと。
その成分は？と質問してみましたが、社外秘とのことで公表してないとのことでした。

その接着促進成分が爪のケラチンと直接結びつき、爪表面に顔料が触れないように
保護膜を張ってくれるとのことでした。なので色素沈着も起こさないとのこと。

ただしこれは健康な爪に限ってのことで、タテ筋や２枚爪など爪表面の荒れた状態だと
細かい隙間にカラーが入り込んで取りきれない場合もあるとのことでした。
もし心配な場合や、爪の表面が荒れている場合には、１２６番や１３６番のナチュラル
カラーのポリッシュを塗布してから濃いめのカラーを塗布する事を推奨されていました。

参考にワタシの爪の画像をどうぞ

赤いポリッシュを使ってデモを受けた爪を、ＣＮＤのリムーバーでオフしてみたものです。
先端に２枚爪を除去した部分があったのですが、そこだけ赤が染み込んでしまって
取り去りきれませんでした。
色素沈着の例ではないものの、こういうことが起きる可能性があるということでした。

【速乾性と持続性】
「約８分半でドライ」と驚くべき乾きの早さを持っています。
セミナーを担当して下さったエデュケーターの先生の経験として、足に塗布後１０分で
靴を履いて実験してみたところヨレることもなくキレイを保てたとのことでした。
実際に商品を触ってみた感想としては、ホントに速乾性が高くてビックリしました。

デモしてもらったばかりの真っ赤なお爪。
ジェルオフしてから爪の表面を特に磨いたりしていなかったので少々荒れていたのですが
やはり仕上がりにも響いてしまっています
あくまでポリッシュなのでジェルほどの艶感ある仕上がりにならないのは仕方ないのかな～

これまで触ったことのあるどのメーカーのポリッシュと比較しても圧倒的な速乾性でした。
しかしその分、塗り方にかなりのスピードとコツの習得が必要だと感じました。

その速乾性の高さからボトルネックにドロドロとした液が非常に溜まりやすかったです。
使用の都度ボトルネックのお掃除をキチンとすることが大切だと実感しました。

【自然光で日ごとに長持ち】
トップコートには【独自のプロライトテクノロジー配合】
フォトイニシエーターが配合されていて、自然光に反応して強度が増していきます。
それはジェルネイルに配合されているものと似た成分との回答でした。
急激に反応するほどの量のフォトイニシエーターが配合されている訳ではないので
ライトで硬化させる必要はありませんが、日々の生活で浴びる自然光によって徐々に
反応をして強度を増していくシステムになっているとのことでした。

「１ウィークポリッシュ」と呼ばれ、１週間もキレイが続く理由はここにあった訳です

＜使い方・コツ・注意すること＞
まず最初に…つい忘れがちだけど、実はとっても大切なことから。
カラーポリッシュは使用前に３０秒ほどタテに振る必要があります。
これは配合されている接着促進成分とカラーを良く混ぜる必要があるからとのこと。

なぜそれほどまでにこの作業が大切なのか？
それは塗りやすさにも直結するからです。
もしこの振りが足りないと液が刷毛にまとわりついて塗り難くなることがあるとのこと。
速乾性の高い商品ですので、ゆっくりと塗布していると確実に塗っているそばから
乾いてしまってムラになってしまいます。スピーディーに塗布する必要がありますが
もしそれでも塗り難いと感じたら良くボトルを振ってみるのも良いかもしれません。

尚、トップコートに関しては振らずに使用なので間違えないようにとのこと。
またカラー同士の混色もＯＫとのことでした。

次に塗布のコツに関して。
＜とにもかくにもスピーディーに！＞
【３ステップカラーリング】と呼ばれているくらいに、手早く塗布する必要があります。
３ステップで塗れる爪は、中央を塗ってから両サイドを塗る手順でデモされてました。
ただしサイドを塗るときには１度でラインを決めなければいけないので難易度高め。
３ステップでカバーしきれない面積の広い爪の場合は、サイドからの手順でとのこと。
（ただし、個人個人でやりやすい方法で塗布して下さって大丈夫ですとのこと）

刷毛は立てずに必ず寝かせて、爪と平行に動かすのが素早く一気に。
刷毛を立ててしまうと、圧が掛かってしまってムラの原因に。
２級時の赤ポリの要領でライン取りを丁寧に行ったりしてしまうと完全にアウト…

スピード命なので事前のボトルの振りが足りず液がトロトロした状態だとお手上げ

＜ムラになってしまったら、それ以上に触らずＳＴＯＰ！＞
発色が非常に良いので２度塗り目で重ねて隠すことができるとのことでした。

特に塗布するのが難しいとされているポリッシュカラーがホワイトなんだそうですが
先生曰く
「通常ポリッシュのホワイトは１度目にムラになってしまうと、２度塗り目を重ねても
どうしても１度塗り目のムラを拾ってしまいがちでしたが、バイナラクスのホワイトは
１度目でムラになったとしても２度塗り目でしっかりとカバー出来るから個人的には
スゴク塗りやすいと思います」とのことでした。

ま…ワタシの場合、ポリッシュに関しては超初心者なのでバイナラクスのホワイトでも
難しかったですけどね

注意点をいくつか。
バイナラクスの薄め液は、発売されていません
様々な成分が配合されており、薄め液でその配合バランスを崩す可能性があるので
発売されていないとのことでした。
対策としては…
◎使用の都度ボトルネッククリーンをしっかり行うことで極力劣化を防ぐこと。
◎配合バランスを崩さないよう使用前にしっかり振って中身を撹拌してから使うこと。

トップコートは必ず自然乾燥
乾燥を促すために息を吹きかけるのはＮＧ。
息に含まれる水分の影響で白く曇る現象が報告されているとのことで避けましょう。
ドライヤーの使用も塗布後すぐは避けたほうが良いとのことでした。

メーカーの推奨は１週間でオフ
持ちが良いバイナラクスですが、メーカーでは１週間でオフを推奨されています。
それは自然光で徐々に硬くなる性質のため、１週間以上塗布したままだとオフしづらく
なってしまう可能性があるからとのことでした。
色素沈着に関する質問をした時にも「想定している１週間であれば大丈夫です」との
回答をもらったのも事実です。
ですので１週間以上塗布した状態にするのは推奨外の使い方となるので色素沈着が
心配なら濃いカラーを使用する時に心配であれば１２６番や１３６番など薄いカラーを
１コート挟む方法を採用したほうが良さそうです。

オフしづらい場合
１週間以上オンしたままにしていると、日々の自然光で硬さを増したバイナラクスは
とても取れにくくなることが多々あるみたいですね。
そんな時はリムーバーを含ませたコットンを１０本全ての爪の上に置いて、時間を
少しおいてからコットンを押さえて拭き取る方法がおススメとのこと。（冊子より）

「ぶっちゃけバイナラクスはオフしづらいのではないか？」
そんな不安を素直にぶつけてみたところ

バイナラクスをオフするのにおススメなのが同じくＣＮＤから発売されている
「ナリッシングリムーバー」という商品名のポリッシュリムーバーなんだそうです。

バイナラクスだけでなく、ジェルポリッシュであるシェラックをオフしたり
その他のソークオフジェルなどもオフすることの出来るこのリムーバー。
質問したところリムーバーとしてはアセトンの含有率が高めなのでジェルオフも可能に
なっているとのことでした。
またアセトンに溶けやすいと言われる「マカダミアナッツオイル」が配合されているので
保湿作用があるだけでなく、蒸発スピードを抑える働きもあります。

他社製のリムーバーの中にオフに時間が掛かってしまうモノがあるかもしれないです。
ということでしたので、もしオフしづらいと感じられた時はこちらの商品を試してみるのも
１つの方法かもしれませんね

イングリッシュ・キューカンバーの香りが、個人的には意外と好感触でした

この日のセミナーでは基本的な使い方の他に、時短アートの紹介もして下さいました。
ポリッシュのアートってワタシの頭では正直あんまり思い浮かばなかったのですが
色々と参考になるものや、とっても面白アイディアのアートも見せて下さいました

アートのデモの途中でこんなモノが出現

ちっちゃく丸められたサランラップ。
決してゴミではありません

これをこうやって…

そんでもってこうやって…

するとこんな不思議なデザインに仕上がっちゃうのです

上のメタリックカラーを使用したモノなんかはホイル使ったのかと思うけど実はポリッシュ
のみで仕上げられているアート。「コレっていったいどうやっているんだろう？」っと思える
不思議な質感の素敵デザインに仕上がっていました
（デモ工程や、アート資料画像のブログ掲載許可をありがとうございました）

この日のセミナーを担当して下さった先生は

タカラベルモント社　ＣＮＤエデュケーターの河原美由紀先生です。
優しくて温かい雰囲気の先生で、色々と質問するワタシにも笑顔で答えて下さり
とても分かりやすく説明をして下さりました。
河原先生、分かりやすいセミナーをどうもありがとうございました

今回のセミナーに関しては、シーズ・インターナショナル・カレッジ銀座校様と
タカラベルモント社の営業担当者様にブログ掲載の許可をいただいた上で
セミナーの詳細を記述させていただいました。快く了承下さりありがとうございました。

記述内容に関しては何度も見直しを行い、間違いがないように努力しておりますが
万が一間違いがないとも言い切れません。（あくまでも個人の趣味ブログなので）
疑問や質問があります場合には直接タカラベルモント社までお問い合わせ下さい。

バイナラクス公式ＨＰ　トップページ

またお電話でのお問い合わせは、ネイル営業部までとのことでした。
東京ＴＥＬ０３－３４０３－２４９０
大阪ＴＥＬ０６－６２１２－３６３７
（こちらはリーフレットに記載されている電話番号となります。）

この日のセミナー受講者特典として、バイナラクスをサロン価よりお得に購入する
ことが出来るチャンスだったので、カラー１０本とトップコートを申し込みましたよ～
何度か購入しようと試みてみたものの、トップコートが売り切れてて買えなかったので
（しかも何度も…）ただ手に入るだけでなく、お得に購入出来てホント嬉しい～
商品は後日引き渡しとなっているので、手元に届きましたらまたご報告いたします