昨日の東京は風の強い1日でしたね~
どうやら春一番だったようで、だから寒くなかったんですね~
さてさて、マシントレーニングにも少々疲れてきた昨日の午後過ぎ。。。
そんな時はジェルを触って息抜きです
ネイル用品で気になるモノがあれば買って試さないと気が済まないワタシでございますが
特に中でも【フレンチ筆】に関しては、その欲求がとても深い訳です。
理由は簡単で「これが運命だ~!」って思える商品に出会えていないから…
そんなワタシが、ちょっと良い感触だな~っと感じる【フレンチ筆】を
ご紹介したいと思います
現在、スタメンで使用できる状態のフレンチ筆は4本。
左から 「モアクチュール・sacra・ココイスト・プレスト」
モアとサクラはフレンチ筆の名称で、ココイストとプレストはアンギュラー筆の名称での販売。
上の画像と同じ順番で
左から 「モアクチュール・sacra・ココイスト・プレスト」
毛先の全長は、左2番目のサクラが目立って長いですね。次に右端のプレストが長いかな。
ブラシの横幅は、右2番目のココイストが目立って細身に見えますね。
こうやって並べて形状を比較してみると、意外と特徴があっるんだ~っと発見したり。
色々と違うところがあってワクワクするワタシってやっぱりネイル変態なんでしょうね~
さてさて、各社のフレンチ筆を詳しく分析して解説してみたいと思います
まずはモアクチュール。
標準的な毛先の長さと、横から見た厚みは標準的だと感じました。
横から見た厚みに関しては、根元から先端にかけて非常にシェイプされた設計な模様。
その計算された設計のおかげで、程良い弾力としなりを感じることが出来ます。
そして何よりも、このモアクチュールのフレンチ筆の注目ポイントは…
この鋭角な先端のラインです。
真っ直ぐなストレートラインでの斜めカットではなく、心持ち先端部分にかけて鋭い角度で
カーブがかかっているようなラインを描いています。
鋭いラインでカットされた先端は、深めのスマイルラインのトップエンドを描くのに抜群の
使いやすさを発揮してくれます大人の雰囲気が漂う深めフレンチには欠かせません
次は、まだあまり知られていないサクラ。
毛の全長は今回比較した中では1番長くて、横から見た厚みも薄いです。
横から見た厚みですが、モアクチュールが先端にいくほど急激にシェイプされているのに対し
サクラのフレンチ筆は、素直な感じの横顔に感じます。普通に細くなっていく感じ。
毛先のカットは、あまりカーブを感じない素直なストレートで、割と鋭角なフレンチ筆です。
「なんかサクラのフレンチ筆が良いらしい…」との評判を聞きエキスポで購入してみました。
見た目はバッチリ好みの角度だったので期待していたのですが、今回比較した中では断トツで
毛の柔軟性が高く柔らかいのです。悪く言えば必要なコシが感じられなかったんです
これはあくまでもワタシの個人的感想ですが、ベトロNo,19(旧ベラフォーマ)やココイストの
ホワイト系ジェルはやはり顔料の関係でテクスチュアが他の色よりも重くなりがちなんですが
サクラのフレンチ筆は柔軟性が高い故に、その重みに耐えきれず使いにくく感じました。
手持ちのジェルとの相性の関係で、今ではスタメン落ち寸前のところで踏ん張っている感じ。
続いてココイスト
毛の全長は標準的。斜めカットはモアクチュールとは逆方向にゆるくカーブしてるよう。
フレンチの角度も、多くの方から支持を得られそうな一般的な角度。
正面から見ると、他の3本に比べて1番横幅が小さい。ただし横顔を見ると1番厚みがある。
横顔の根元付近は厚みがあるけど、先端へ向かって急激にシェイプされている設計に。
硬すぎず柔らかすぎるの絶妙なコシ・ハリ具合で、万人に受けそうな使い心地に感じます。
おそらく計算されつくした横顔のシェイプ具合が、その絶妙な「しなり」を生んでいるのかも。
そしてココイストの筆は、さすが「熊野筆」!毛先の整えられ方が素晴らしいのです。
上の画像のようなスマイルラインを決めて、スッと先端に向かって引く。
これを繰り返してもスマイルラインがガタガタすることなく、バックワイプが必要ない滑らかな
ラインで繋がるのです。さすがココイスト、さすが熊野筆といったところでしょうか。
ただワタシはアンギュラー筆としてグラデーションアートに使う頻度が圧倒的に高くて
絶妙なしなりがアートには使いやすいだよね~。
なので今回の比較記事を書くにあたって、初めてフレンチ筆として使用したって訳です
そして最後はプレスト。サイズ#4のアンギュラー筆。
毛の全長、横幅、フレンチの角度、どれをとっても一般的に感じるプレストのフレンチ筆。
横顔も厚過ぎず薄すぎずで、先端へ向かってのシェイプも真っ直ぐで素直な感じに見えます。
ただ断トツで毛に弾力があります。悪く言えば固くて、良く言えばハリ・コシがあるから硬めの
テクスチュアのカラージェルにも負けないのです。
プレストの筆も他の筆と同じナイロン製なのですが…
一番「ナイロンっぽい」見た目をしていました。
バービー人形やリカちゃん人形の髪の毛と例えると、このナイロン感が伝わりやすいかな
そんな見た目もあって、あまり期待せずに使ってみたら…
何なんだ!プレストのフレンチ筆!めちゃいいじゃん~~!!
固めの毛質ではありますが、毛先の先端は精密に揃っていますので、ココイスト同様に
バックワイプなしでスマイルラインが美しく滑らかなラインで描けます。
そして心配していた突出していた固さですが、これがワタシが愛用する硬めのカラージェル
との相性がかなり良く感じたんです
バックワイプなし、そして結構な短時間でスルスルとフレンチが描けてちょっと感激
ワタシがメインで使用するホワイトのカラージェルは
主に
ベトロNo,19(旧ベラフォーマ)の55番や23番
ココイストのマキシホワイトにブルウィーホワイト。
ホワイトはどのメーカーも、他の色に比べて顔料が多く、テクスチュアも固め重めです。
そのホワイトを扱うのであれば、ある程度コシと弾力のある筆が欲しいなって思ってました。
かなり固めの毛質なのでテクスチュアの柔らかいジェルだと、ジェルがいなくなっちゃう
かもしれませんが、上に記したメーカーのカラージェルだとワタシは使いやすかったです。
あとは個人の筆使いのクセや、チカラのコントロールの加減によって変わってしまうので
一概には言えませんが、しっかりした固めの毛質のフレンチ筆を探しておられる方には
とてもおススメと言えるかと思います
なので今日からスタメンとしてスタンバイさせるのは…
この2本にします
左 プレスト
右 モアクチュール
プレストはフレンチの角度は一般的で、毛先が真っ直ぐ揃っています。
モアクチュールは先端部分が急にカーブするように鋭角にカットされていて、トップエンドも
繊細に描くことが出来ます。ただ…ワタシの購入した筆がハズレなのか毛先がチョロチョロと
飛び出してたりして、長さが揃ってないって言うか…そういう細かい部分が残念です
左 プレスト
右 モアクチュール
先端がよりシェイプされているのがモアクチュール、この薄さだからこそ繊細なトップエンドを
描くことが出来るのかも。プレストの弾力の秘密のいくらかは、横顔に隠されているのかも
ワタシ的には、1番最近購入したプレスト★にかなり期待を込めています
【プレスト】Presto ジェルブラシ アンギュラー 4 |
ワタシがフレンチ筆を探す理由の1つが…
勤務予定のサロンの技術チェックでのフレンチがあまりにも出来なさ過ぎたことです。
あの悔しい失敗のお蔭で、より深くフレンチに対して考えるようになりました。
苦手意識を少しでも改善させるためには練習しかないし、質の良い練習をするためには
やはり相性の良い使いやすいお道具に巡り合うことがとても大事だと思っているから。
「失敗にこそ学ぶタネが詰まってる。」いま改めてそう思います
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さてさて、ジェルでの息抜きもそこそこにしないとね…
張り切ってマシンと仲良くなるための特訓をいっときますか~