こちらの記事
でテノール歌手サルバトーレ・リチートラがバイク事故を起こして危篤状態に陥ったというニュースが飛び込んできた事を書いていました。
結局、彼は脳死状態に陥って、脳死判定による死亡が確定して、家族が臓器提供を承諾したとの事。。。
まだ43歳。。。
臓器提供を承諾した家族はどんな気持ちだったんだろうと思う。。。
その事考えたら言葉が見つからないよね。。。
脳死だったら心臓がまだ動いてるはずだから身体も温かい筈ですよ。
私だったらどうしても脳死の段階では「死亡」とは認めたくないな。。。
私の実父も最期は脳死とは聞かなかったけど、意識不明で回復の兆しはないと宣告された。
だけど、奇跡を信じて、出来る限りの延命をお願いした。
それで、呼吸器を外したのは、心臓が止まった後で呼吸器を外してもらった。
それが、脳死で死亡確認って事は呼吸器も外してしまうのでしょうね。。。
確か、日本でも法律が改正されて、脳死=死亡ってなってた様な気がする。。。
ただ、本人がドナー登録してたのだったら話は別ですけどね。。。
家族だけで判断ってねぇ・・・
ちなみに、移植を受けた側が100%助かるとは限らない。
過去に臓器移植受けた人が手術後に合併症起こして死亡したってニュースは数回程度聞いた。
こうなれば、ドナー側遺族も移植を受けた側の遺族も両方ともが絶望のどん底に叩き落される様なものって気がしますね。。。
リチートラの場合は、ファンも多い。
こんな最後の遂げ方はファンにとってもかなり衝撃が大きいと思うしね。。。
好きなアーティストが元気な姿で歌うのを観られるって楽しみにしてるものだと思うんですよね。
それが、来日公演目前にこういう訃報を聞くと全身の力抜けそうになるかも・・・
しかも、交通事故って病死より更に衝撃度大きいし。。。
元気で当たり前の人が急にいなくなるもんね。
彼の臓器が別の患者の為に取り出されたかどうかが分からないので、「ご冥福・・・」の言葉は使いません。
彼が歌ってるオペラはまだ聴いてないのですが、BSを受信してこれからリチートラのオペラも観れるかな・・・って矢先でしたね。。。