YUKIが知っている限りでルイスが演じているオペラのキャラで多いのは「カルメン」のドン・ホセと「ドン・カルロ」のタイトルロールですよねぇ。(^_^)
ルイスはこの2つのキャラクターでは凄く高い評価を受けているんですよ~!(*^o^*)
ドン・ホセの役では独特のドン・ホセ像を作り出している・・・って雰囲気ありますよねぇ。
それとドン・カルロでは実在のスペイン皇太子ドン・カルロスは精神的に云々・・・って言われていた事もあってなのか、1985年英国ロイヤル・オペラのライブ映像では精神的に不安定そうな雰囲気のドン・カルロのイメージを作り出している様にも思えます。
ネットサーフィンしているとルイスは「ドン・カルロ」のスペシャリスト的な評価をされているのも見たのでファンとしては嬉しいです!(^o^)
何せルイスは「ドン・カルロ」の5幕版を歌っている事が多いですからねぇ。
過去にネットで公開された2001年3月頃のマドリード・テアトル・レアルでの「ドン・カルロ」のダイジェスト映像を見たのですが、この時のルイスは声の調子がかなり悪かったらしく、その後に一度引退をほのめかした記事を見た事があるのですが、その時はカルロのアリアからすれば4幕版でした。
4幕版の最初のドン・カルロのアリアを歌っているルイスは声はいつもの美声とは違ったものの、表現的には物凄く入り込んで本当に素敵でしたよ!
声の調子が悪い場合は総崩れになってしまいそうですが、ルイスは気持ちで歌っている雰囲気で涙を誘われそうでした。
「カルメン」のドン・ホセでは本当に独特の雰囲気全開!・・・って感じでした!(^o^)
ルイスが演じるドン・ホセって凄く怖いんです!
ストーカーの恐ろしさが強烈な位に感じさせられます。
1990年4月英国ロイヤルオペラの公演の映像がDVDで発売されていますが凄いの一言!!!
凄く純粋で真っ直ぐな雰囲気が前半では物凄く伝わってくるのです。
それがカルメンに捨てられてからって言うと・・・復讐劇に変わる・・・って雰囲気です。
それでラストのカルメンを殺すシーンが凄まじさ全開!
この時はカルメンを演じたメゾ・ソプラノのマリア・ユーイングも熱演でしたので、ルイスもユーイングも2人共体力をかなり消耗したのでは?・・・と推測してしまいました。(^^;)
まぁ~、この映像のラストは怖いですよ~!(^_^;)