続きです。

 

陰陽師は自分と向き合わないと技がかけられないので、

どうしても自分と対峙する必要がありました。

 

過去を思い返してみて、

思い出さないようにしてきた記憶が、

フラッシュバックのように時系列もメチャクチャに出るわ出るわ。

 

ただ、ここでも感情は動きませんでした。

心の中に分厚い鉄板で蓋がされているような感覚がありました。

 

それから間もなく、母からメールがきて、

「(娘にしたいほど可愛いと言っていた)○○ちゃんに

消えてほしい。」という内容でした。

 

○○ちゃんは重度の精神疾患になっていて、

手がつけられなくなっていたのです。

 

それまで散々「○○ちゃんが娘ならよかった」と言い、

私に無理やり結婚式の受付をやらせたりしているのに、

自分に都合が悪くなったからって、

なんという言い草。

なんという自己中心的な考え方なのでしょう。

 

ここで初めて自分の人生が全て、

母に怒りをぶつけられる恐怖や

価値観の刷り込みで

母のために動くように

コントロールされていることを自覚したのです。

 

カウンセラーさんに言われても

「そんなことできるわけない」と

思っていた私の中で、信じていた土台が崩れたのです。

 

そこから、全てを断ち、

断捨離をして、ごみ袋30袋以上と粗大ごみを大量に出しました。

 

だいたい、母が使って要らなくなったのに

捨てるのがもったいないからと

私に押し付けてきたもの(ゴミ)なので、

ほとんど使ったこともないし、

ただ場所をとっていただけでした。

 

それから、母は傷つくどころか、

怒り狂ったらしく、

ものすごい憎悪の念と生霊、呪いをバンバンと私に投げつけてきました。

生霊は首を絞めてきましたし。

 

陰陽師として、

縁切り、浄化浄霊をしながらでなければ

対応するのは難しかったと思います。

 

陰陽師の師匠からは、

「現代ではめったに見かけない、最強ラスボス級です。

すごい強い呪詛かけてきてますね。

陰陽師としてはすごく成長できますよ。」

と言われました。

 

子どもにとって親は神みたいなものです。

生まれてから50年以上続いていた母の支配から抜けて

自分の人生を歩いていくためには、

 

自分の感情を出しても大丈夫なように

親からの干渉がなくて、安心、安全な場所を確保して、

ゆっくり癒していく必要があるのですね。

 

いまも自分の感情を取り戻している途中ですが、

師匠からだいぶ良くなってきていると言われて、

自分でもかなり感情を取り戻している感覚があります。

 

感情が動き出した時には

マグマのような、黒い大蛇のような怒りが

うねっていた時期もありました。

 

大変ですが、

代々続いてきた負の連鎖を必ず私で断つ!

そして、昇華して陰陽師の技に活かす!

を目標に頑張ります。

 

親との関係で苦しんでいる方にとって

少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

YouTubeで見つけて、

自分のことを言われているようで驚いた動画です。

 

 

 

たとえ母がこの動画を見たとしても、

「親の老後の寂しさを埋めるために産んだんですかって?

そんなの当り前じゃない。

親がいるから子が存在するんじゃないの。

(よく言っていましたから。)」

と思うのでしょう・・・