外部出演は禁じていた東宝芸能学校
ところが 突如
新宿コマ劇場からの依頼で
一か月公演にかりだされました
この写真は…
初舞台となった 新宿コマ劇場の
「そばかすまり子の恋ものがたり」で
宮城まり子さんと [ドレミの歌]を
歌っている場面です
(私は向かって左から4人目)
この時代は まだ
「サウンドオブミュージック」も
「ドレミの歌」も 誰も知りませんし
あの有名なペギー葉山さんの歌詞も
誕生していません
(サウンドオブミュージックについては
またあらためて解説いたしますね😊)
私たちが歌ったのは
宮城まり子さんのために
岩谷時子さんが作詞された歌詞でした
ド 甘いドロップのド
レ れんげの花
ミ みなさんのミ
ファ 部屋のソファ
ソ その次はラ
ラ ライオンです
シ これでおしまい
これが私の初舞台で歌った
「ドレミの歌」の歌詞です
私たちの役柄は 「満州の子供たち」
だったと記憶しています
なので みんなの衣裳はチャイナ服
髪型もそれに合わせ 工夫していました
宮城まり子さんとの記念写真
私は後列向かって左から2人目
あらら なんでしょ この前髪⁉️
なんかノックさんだし😝(爆笑)
なにもこんなに工夫しなくてもね〜💦
この公演の後 宮城まり子さんの
リサイタル公演にも出演させていただき
長期の九州ツァーにも 出演者として
連れて行っていただきました🚌
ご自宅でのホームパーティにも
呼んでいただいたこともありました
広いリビングには 宮城さんを囲んで
たくさんのお客さまが集い まるで
ハリウッド映画のワンシーンのような
素敵な光景だったことを覚えています
宮城まり子さんの 一挙手一投足を
間近で拝見し 感動し 勉強し 理解し
お考えに触れ 吸収できたことは
私の大切な大切な宝です
写真はフジテレビ「スパークショー」
生放送での「ドレミの唄」
白いハイソックスが私
指揮はスマイリー小原さんですね👀
ある時 宮城まり子さんが
ミュージカル「王様と私」の
オーディションに推薦してくださり
その「王様と私」の公演中
新聞の劇評にあった私の名前に
森繁久彌さんが気付いて
「もしや経子ちゃんの娘⁉️」
(経子ちゃんとは私の母のことです)
と劇場まで確認に来られ
翌年からのNHK連続ドラマに
森繁お父さんの娘の役で
レギュラー出演することになり
・・・・・と
自分ではまったく想像していなかった
<芸歴>が始まりました
こうして考えてみると
私「岡崎友紀」が存在するのは
東宝芸能学校 と
宮城まり子さん と
森繁久彌さん のおかげ
ルーツを辿ると どうやら
そういうことになるのでございます😊💕
〜つづく〜
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