こんばんは
新学期の目標でブログの更新を頑張ると言いながら、早速間が空いてしまいました、、、
写真の桜は北海道の桜です🌸 今年は2回花見を楽しめました‼︎
最近までアメリカ眼形成学会に向けデータ収集、解析をしていたのですが、なかなか結果が出ず、四苦八苦していました。 統計解析の勉強や集まったデータや結果の解釈などやるべきことがたくさんあってまだまだ混乱中です 鹿嶋先生をはじめ、菊地先生にも英語校正についてご指導いただきながら抄録の期日になんとか間に合い、安心してGWを迎えることができました。次は24日にヨーロッパ眼形成学会の演題締め切りがあるのでまだまだパソコンとにらめっこの日々は続きそうです
4月に入ってからは主に火、水、土曜日は前橋院に、木、金曜日は東京院に出勤し、全身麻酔日の出勤が増えたので脂肪減圧やDCRなど全身麻酔を必要とする手術を執刀する機会が増えてきました。また、鹿嶋先生の手術を見学し、毎日新しいことを学ぶ機会があり本当に刺激的な日々を過ごしています 鹿嶋先生が助手というVIP待遇でハムラの執刀をさせていただいたり、涙囊腫瘍やエンドブロウリフト、受傷から日が浅い眼窩底骨折整復にも関わらせてもらいました‼︎ まだまだ一人で完投するには程遠いですが、先生方にご指導いただきながら勉強中です
先日、仙台なみだの眼科クリニックにDCRの手術見学と仙台まぶたと眼のクリニックの施設見学に行かせていただきました。華麗な手術手技を直接見学しながら、手術のポイントをレクチャーしていただき大変勉強になりました!
GW明けからは日々の手術勉強に加えて、学会準備や論文、ヒアルロン酸注入の腕も磨いていけるように頑張ります
久しぶりの更新で書きたいことがいっぱいあり、前置きが長くなってしまいました。。。
今日は結膜ミュラー筋切除術(MMCR:Mueller's muscle conjunctival resection)の手術手技についてもまとめていきます。
適応
挙筋機能(LF)が低下している人で
・高齢女性などでsulcusが深い人
・重瞼がしっかりしている人
・皮膚弛緩がない人
・MRDが極端に低下していない人 など
利点
・皮膚側に傷ができない
・sulcus深い人は先にMMCRをしてsulcusの改善具合を見て皮膚切除を追加することで皮膚の過剰切除を防ぐことができる
切除量の目安
MMCR
①上眼瞼の皮膚側の糸を通すところに印付けておく
→麻酔で皮膚が広がるとわかりづらくなるから
②局所麻酔
→結膜と皮膚からしっかり麻酔 特に結膜側をしっかり麻酔する
③グレイラインに牽引糸(5-0シルク)をかける
④デマル鈎をかける
⑤牽引する場所の印をつける
まずガーゼでしっかり結膜拭く→ムチンを取らないとペンでかけないから
瞼板上縁から予定の1/2を定量する(上記の表を参考に8mmなら4mmマーキング)
⑥マーキングしたところを鑷子でつかむ または 5-0シルクをかける
→押し込んでつまむようにしてミュラーまでしっかりつまむ
本日の記事のPDFです
本日の参考動画です
https://youtu.be/Xs7eJC18XZA?
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。