「ご丁寧に」ありがとうございます

手紙の書き方コンサルタント、

ビジネスコミュニケーションコンサルタントの西川です。

たくさんのブログの中からこのページをご覧いただき、

ありがとうございます。

今朝は少し肌寒く感じました。とはいえ、名古屋は日中は28度予想とのことで、衣替えのタイミングに迷っています。

久しぶりに、「気になることば」について。
手紙やメールで「ご丁寧にありがとうございます。」といったフレーズを時折、目にします。

相手に何かしてもらったり、贈り物をもらったりしたときのお礼に使いますよね。
「丁寧」に「ご」を付けた「ご丁寧」は、相手の「丁寧なふるまい」に敬意を表す言い方です。
日本語としては正しく、問題はまったく無いように感じられます。しかし、ここがまた、ことばの難しいところで、「ご丁寧に」というのは、「ばか丁寧に」というニュアンスを帯びてしまうこともあるのです。

前後の文脈次第では、
「こちらは望んでいないけれど、わざわざしてくれてありがとう」
と言われているかのような皮肉った印象を受ける可能性があります。

こちらはそのつもりがないのに、相手にそのように伝わってしまっては悲しいですよね。
そういった誤解がないように、私は「（ご）丁寧に」を使わず以下の表現を使うようにしています。
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● こまやかにありがとうございます
● 気を配ってくださりありがとうございます
● こまやかなお気遣いをいただきありがとうございます
● ご多用のところありがとうございます
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相手の丁寧な行為に感じた「気持ち」を素直に書くことで「丁寧」を使わずに表現できます😊

よい午後をお過ごしくださいね！

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