先日のじゅりゆき配信ライブで

初披露させて頂いた

『残暑』に続き

もうひとつの新曲


『圧倒的マイノリティ』の

歌詞をこの度

初掲載いたします📝



言葉を絞り出して、心を込めて書きました。



弾き語り等披露できる際には

楽曲とともに楽しんで頂けたら嬉しいです。



何かしら少数派に感じて

悩んでいる方へ。


届きますように。




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『圧倒的マイノリティ』

作詞・作曲:narico


誰かが多様性と叫ぶほど

生きづらさの輪郭が顔を出す

浮かび上がった 表面張力

こぼれてしまう前に


振り絞って声を出して

わずかに重なったとしても

膨大な海は 透明のまま

色を変えたいわけじゃない


「何か違う...」を繰り返して

積み重なってできた季節の山

比べないという難題に

つまずいてできた傷が深く滲みる


圧倒的マイノリティ

そのままでいいと言ってくれたら

混ざって色を失くしても

生まれてよかったと思えるかな



「普通」に何度悩まされた

常識は誰かの非常識

壁にもたれて 空を見上げる

ため息は淡いブルー


後押しされた無情な正論に

自信に満ち溢れた棘がある

比べないという難題は

きっとこの先も続いていく気がしてる


圧倒的マイノリティ

おかしくないと歌ってくれたら

あなたの声を待っている

その周波数は傷を癒す



そう、きっと生きづらいだけだ

言葉にする力がなかった

グラデーションの中を漂ってる

境界線のない未来を進め



圧倒的マイノリティ

そのままでいいと言ってあげよう

混ざって色を失くしても

生まれてよかったと思えるはず


生きてゆくの ずっと マイノリティ



【2021.12.11(P)narico】