これは読書感想文に

入れていいのかな…?



せっかく読んだ本のことを

こうして書くと

読んだけど、全く覚えてない。。

が無くなるのです。



小学生の頃の宿題の時には

意義を感じてなかった感想文。


書きたくなったときに。




今年の9月に発行されたばかりの

「みんなのしいたけ.相談室」は


私も毎週更新を楽しみにしている

12星座占いでおなじみの

しいたけ.さんが


一問一答形式でお悩みに答えていく

連載をまとめた本になっています。





ひとつのお悩みに対して、

数行しか思いつかないこともあるでしょうに…

たっぷり2ページ。



テンプレート的な回答は一切なく

ため息が出るほど上手な例えや

突然の星座の特徴の話でほっこりしたり。




改めて多くの方が

それぞれ悩みを抱えているんだな…と

自分だけではない、心強さも感じます。


共感できるお悩みも数多く。




特徴としては

いきなりお悩みに答えるのではなく

職業や年齢などから

労いや配慮の言葉から入ることもあったり。



少し違うけど、生徒さんの音楽的なお悩みに

答えている身としても、改めて勉強になります。



私自身がもやもやしてたことに対して

言葉にできないけどそうかな…って

思ってたことを

言葉にしてくださったときに

とてもほっとしたり


その発想はなかった、という

例えや回答もたくさん。




第3部(ROOM3)に入ると

コロナ禍に入ったあとのお悩み相談になり

より切実に。



途中にあるコラム、

「私には何もできない」無力感の正体

のところは、最初のところで、少し涙…。




気になるお悩みだけ読んで

自分だったらこう思う、

こういう発想があったか。

という読み方もいいですし


読んでいる間は

落ち着いて自己対話ができる時間でした。



接骨院で日々治療を受けながら、

少しずつ読み進めてました。




それと、必ずまえがき(はじめに)を

じっくり読む派なのですが


この本の「はじめに」は

「悩み」そのものについての

しいたけさんの解釈が書かれていて


ここだけでも悩みで苦しんでいる方には

一読の価値があるのかなって思いました。



なんかの集まりのときに眺めながら

これわかるー!と言いながら

楽しむのもいいかもしれないです。





ちなみに、しいたけ.さんの由来は

しいたけが苦手で好きになろうと思って

つけたというエピソードは

読者の間では有名?ですが


わたしはしいたけどころではなく

きのこ全般がどうしても苦手です。