フィンランド在住のヴァイオリン弾き -2ページ目

フィンランド在住のヴァイオリン弾き

フィンランドよりお届けする音楽とお酒の話


おーっ!たいへん、たいへん、ご無沙汰しております。

 

 昨年は、”家族が増える”という人生でも大きなイベントがあり、最近やっと日常のバランスがつかめてきたところです(遅い💦)


音譜​レコーディング風景


照れ久しぶりすぎる投稿にはなりますが、

また今日よりゆるゆると更新していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願い致します✨

 

 TODAY'S
 
2023年のテーマ

 

 さて、今年の私自身のテーマは、

コロナ禍で結成したユニット、

”ウニケコ”のCD制作です。


以前よりプロジェクト自体の話はあったものの、コロナや世界情勢によってタイミングが無く、何度も断念しようかと議論していました。が!!!


今年に入って間もなく、突然全員のスケジュール調整がうまくいき、ここしかない!!という勢いで準備を始めると、あれよあれよと言う間にレコーディングが終わってしまいましたびっくり


本当に奇跡的なタイミングの合い方で、もう導かれているようでしたラブ

 

ですが、、発売まではまだまだなワケで、、


これから、1枚のCDが実際どのように制作されていくのかを、本日よりシリーズで書いてみることにしました。

(あくまでもゆるゆるなテンポのウニケコの場合です!ニヤニヤ


〈リハーサル中〉



現在はすでにレコーディングを終えていますが、

皆様のお手元にお届けできるまではもう少しかかりそうで、リアルタイムに進み具合をお伝えしていきます。

 

次回はまず、

私の中でCD制作が始まった時に遡って書いてみようと思います。



どうぞお楽しみに。

 

Yuki音譜 


ラブハッピーバレンタインラブ


2月14日、皆様いかがお過ごしでしたか?

フィンランド🇫🇮では、バレンタインなんていうロマンチックな日ではなく、、

友達の日です。


教室内で友達同士キャンディーを交換したりー、

グループレッスンでは箱チョコを回してみんなで食べたり、、そんな感じです。


街では、

お花屋さん、ドーナツ屋さん

男性がいっぱい並んでいました照れ

パートナーや家族に買ってるのかなぁーーラブ



我が家はこんなチョコレート。

ヘルシンキにあるオススメのチョコレート専門店です。

ウェブサイトはコチラ



中にジェリーが入っていたり、

少し塩気が強いものがあったり、

お酒とも相性バッチリな、チョコレート!


ヘルシンキ在住の方、、

オススメです🤩🤩🤩


おやすみなさい🌙

Yuki音譜


本日も、現在配信中の曲について、

ゆるゆると、

個人的なストーリーと小ネタをちょこっと。

※間違っていたらゴメンナサイてへぺろコメントで教えてください✨

最後の7曲目はロマンス飛び出すハート


🇳🇴クリスティアン・シンディング

C.Sinding(1856-1941)

2つのロマンスより第2番




美食家っぽい!?ウインク

窓から風や雪と対話してそうな、研究熱心そうな照れ

情熱的な一面もうちに秘めていそうですねーラブ



最後の曲は、🇳🇴ノルウェーの作曲家でシンディング。

彫刻家と画家の両親の元で育ったようで、兄弟も芸術家のようですねほんわか


有名な作品はピアノ曲と歌曲に多いでしょうか。ピアノソロで春のささやきは演奏会でも時々取り上げられています。


私が好きな春のささやきがこちら。

ギーゼキングの演奏です。

サラサラとした音色と流れがステキおねがい

フィンランドの春の印象とはまた違って、力強さが感じられます虹


シンディングは18歳からライプツィヒ音楽院でヴァイオリン 、音楽理論、作曲を学びました。

幼少期からヴァイオリンを学んでいたそうで、

弦楽器の作品はヴァイオリンが1番多く、

オーケストラとヴァイオリン ソロの曲は協奏曲含めた6曲、ピアノとの小品は30曲以上の作品が残されていますラブ



彼の作品からは、

壮大で厳しい自然を感じとる事ができ、

木々や太陽の香りがする作品がたくさんクローバーハチ



写真からは

少し近寄り難そう?な印象もありますが、、

音楽からは常に寄り添ってもらえているような、暖かい旋律がふんだんに織り込まれていますヨ星空




では、最後の曲はロマンス、

空気が美味しくなるような曲、

お楽しみくださいませ♪


こちらから無料で2023.1.31までお聴きいただけます


1曲目からお付き合いいただいた方、

ふらっと遊びに来て下さった方、

ありがとうございました😊

全7曲の個人的な小ネタでした。




ダウンロードしていただければ、

無期限でお聞きいただけますおねがい

よろしければダウンロードをお願いいたします。


Yuki音譜


本日も、現在配信中の曲について、

ゆるゆると、

個人的なストーリーと小ネタをちょこっと。

※間違っていたらゴメンナサイてへぺろコメントで教えてください✨

配信中の6曲目は白夜飛び出すハート

🇳🇴エドワード・グリーグ

E.Grieg (1843-1907)

5つのうたOp.70より第3白夜


研究熱心そう!哲学とか話し始められたら、ゆったりと落ち着いた声のトーンに聞き入っちゃいそうですね照れ(声は聞いたことありませんが笑い泣き)


本日の小ネタは🇳🇴ノルウェー🇳🇴を代表する作曲家、

グリーグの晩年に書かれた歌曲の作品です。


太陽が沈んだのは

ついさっきの事のよう

輝く太陽 いまは夜明けだろうか

夜の夢は すでに消え去ったのだろうか

白夜、、どうしてこんなに短いの。



夏の白夜の情景を表した詩に、

グリーグが独特のメロディーを付けた作品お月様

北欧の太陽の、焼けるような暑さではなく、

朝から深夜まで影ったり優しく照らしている様子が音楽からも感じられます。



グリーグ15歳でメンデルスゾーンが創立したライプツィヒ音楽院にてピアノと作曲を学びます🎹



また、20歳でデンマークに移住し、

前回のブログで5曲目に紹介した作曲家、N.ゲーゼに師事していました。


🇩🇰デンマークでは、

ソプラノ歌手のニーナに出会い24歳で結婚。

「その後の歌曲はほとんどニーナのために作曲された。」と言われているほど、愛妻家だったようですねキューン

なんとラブラブ



この曲の作詞はグリーグの友人で、

デンマークの詩人オットー・ベンソン(O.Benzon)

通称、妖精の丘(トロールハウゲン)と呼ばれるグリーグ夫妻が晩年に過ごしていた家で作曲されたそうですヨ飛び出すハート



では配信中6曲目の白夜。

2分もない短い曲です。お楽しみください♪



こちらから2023.1.31までお聴きいただけます


明日はいよいよ最後の7曲目。

ご覧いただきありがとうございます🎻

Yuki音譜


本日も、現在配信中の曲について、

ゆるゆると、

個人的なストーリーと小ネタをちょこっと。

※間違っていたらゴメンナサイてへぺろコメントで教えてください✨


🇩🇰ニルスゲーゼ

N.Gade (1817-1890) 

クラリネットとピアノのための4つの幻想的小品Op.43より第1


先生ってかんじ照れ親切そうでちょっと頑固そうなおじいちゃんチュー



今日はデンマークの作曲家、ゲーゼです!

元々はクラリネットのための曲なので、

最初はクラリネットの音のイメージから離れてしまうんじゃ?と思っていましたが、

不思議と弦楽器がよく馴染むメロディーで、全く違和感なく入り込めたことに驚きましたおねがい


あとで調べてみると、

10代のころにコペンハーゲン王室のオーケストラでヴァイオリン奏者として活躍していました。なるほどです目



25歳で交響曲第1番を作曲してみたものの、

コペンハーゲンオーケストラでは演奏を断られています。


って事で、、、

8歳年上の先輩、F.メンデルスゾーンに楽譜を送ってみたところ、

なんとライプツィヒのオーケストラでメンデルスゾーン指揮で初演してもらえる事にびっくりマークはてなマーク

「スゴイ行動力と売り込み力!カッコいい、、目がハート


さらにその交響曲が大ヒットした事で、

作曲に専念しライプツィヒに移住します。

大ヒットした交響曲第1番がこちら。

https://youtu.be/ns9WDGH6LzQ



友人だったメンデルスゾーンが亡くなったあと、

ドイツとデンマークの戦争が勃発し、

ゲーゼはデンマークに戻らざるを得なくなります。

オルガニスト指揮者、大学の教授としても活躍。


ベートーヴェンの交響曲第9を、

自身の指揮でデンマーク初演に導いたりと、

デンマーク🇩🇰の音楽界を繁栄させた人としても有名だそうです。


今回は一曲目のみ演奏しましたが、

他の楽章もグングンと力強く進む感じがカッコいいのでいつか演奏したいなぁと思います飛び出すハート


コチラから2023.1.31までお聴きいただけます

Yuki音譜