Runebergin päivä ”ルーネベリさんの日” | フィンランド在住のヴァイオリン弾き

フィンランド在住のヴァイオリン弾き

フィンランドよりお届けする音楽とお酒の話

2月5日は、

国民的詩人、ルーネベリさんのお誕生日でした。

1804年生まれという事で、、217回目!?


 フィンランド国歌の詩になっていることでも有名です。



そして1月後半からの楽しみなことといえば、、、、、

 

ルーネベリタルト!ラブスイーツショートケーキ

街中のカフェで、この時期限定で食べれるのです!


 

フィンランドで最初に好きになったケーキラブラブ

今年も手作りしましたよーーー!

ちょっといびつ!!!笑

中にはジャムが入っていて、

とろーんって出た時の幸せと言ったらもうラブラブ

 

 

ルーネベリの奥様が考案したこのケーキ、

実は急な来客をおもてなすためにお家にあるもので作った、という話。キラキラキラキラキラキラ

家の中のものでできちゃったなんて驚き。。



でも確かに、45分くらいで完成できて、

ジンジャークッキーを粉々にしたり、

アーモンドを粉々にしたり、

フィンランドならどの家にもありそうな

ラズベリーのジャムを使っていたりと、

ちょっと特殊なレシピかも。。



日本でも作れそうなので、

味が気になる方は、

下記のサイトよりぜひお試しくださいませ💖


 

私もこのレシピを参考にしましたが、

ジャムは市販のいちばーん安いやつ。

十分美味しいですよウインクウインク

 



そして久しぶりに録音もドキドキドキドキ

ヴァイオリンだけではなんとなく寂しかったので、、

ハミングで歌ってみました。。

歌を披露するなんてオハズカシイ笑

 

 

 


実はルーネベリさんが生まれた時代、

彼の出身地ヤコブスタードはまだスウェーデン領地にありました。


なので厳密には、、

スウェーデン語系フィンランド人、と言われていて、彼の詩のほとんどはスウェーデン語です。


それなのに、


我が祖国、

母なる国、

愛すべきこの北の国


と、フィンランドの国歌の詩に採用されていて、

フィンランド諸国の人たちに愛される詩人の1人です。



主に、民衆社会を詩におこしていた事もあり、

文学だけでなく、歴史音楽にまで影響を与えている人です。

音楽は、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマークで活躍する多くの作曲家が、

彼の詩に音楽を載せていて、

その曲数は、900点以上!!だそう。。



今日はその中から、

水のほとりで”を演奏。

この詩はルーネベリさんが、

Ruovesi(ルオベスぃ)という、

フィンランドの小さな町に訪れた際の曲。



小川に移る雲の流れを見ながら、

あぁ、なんて儚く愛おしい、、

と歌っている曲です。


Yuki音譜