こんにちは〜
今年はいつまでも暑いですね
今日の記事は前記事の続きで私が占い師として経験した時期と方角に関しての話しです
前記事では時期についての話をしました
まだ読んでらっしゃらない方は
読んで頂くと、より良くわかると思うので読んでみて下さい
今日は方角についての話しです
☆方角について
占いに興味なくても“吉方位”って聞いたことのある人もいると思います
読んで字のごとく良い方角です
吉方位に出向くと開運したり良いことが起こるとされています
では悪い方角に行くと悪いこと不幸が本当に起こるのか?
そんな占いに従うと、どうなるか?ですが
結論は方角、方位にがんじがらめになり
人生が生きづらくなるだけです
私が占い師になり始めの頃、
占いの師匠に方角を気にしすぎる人に思うことを言ったんです
もし事故とかで、一刻も早く救急車に乗って病院で手当てしないといけない時に
そっちの方角は悪いからやめて!なんて言ってたら命が危ない、と
命と方角どちらが大事か
わかりきってることですね
この方角を気にすることも占い主体の生き方です
自分の人生は、自分が主人公なのに占いを主人公にしている
悪いことが起こるって、方角を気にしていたら行きたい所に行けなくなりますね
私はエハラーでよく旅をしますが思い出に残っている旅は
スムーズにいった楽しい旅よりトラブルにあった旅です(笑)
トラブルも後になれば笑い話になったり、その経験が知恵になります
人生もそうですね
☆方角が原因でなかった病気
ある日、何度か鑑定してる高齢のご婦人から電話鑑定のご依頼があって
いつもは対面鑑定なのに不思議に思っていると今、体調が悪いと仰る
ちゃんと病院に行って診てもらっているが出された薬を飲んでも、一向に良くならないと仰るので
ご婦人に病名を尋ねると
ご婦人「なんか、ムニエールって言ってました」
私「ムニエール!?……ああ!もしかしてメニエールですか?」
ご婦人「ああ、そうそう!…なんも食べてへんのに下痢が治らないんです、だから病院の方角が悪いんちゃうか思いまして」
私に良い方角の病院を教えて欲しいとのご依頼でしたが
ピンときたので、ご婦人に言いました
病院の方角が原因ではなくて薬だと思いますので今行ってる病院の先生に下痢のことを言って薬を変えてもらって下さい、と
しばらくして、そのご婦人が相談に来られて
私の言う通りに病院の先生に言って薬を変えてもらったらウソのように治ったと喜ばれて
「ほんま、先生の占いは、よう当たるわ〜」と仰っしゃったんですが
占ってないですよ〜と私(笑)
この知恵は私の娘がまだ、おむつをしてた赤ちゃんの頃、出された薬が原因で下痢が止まらなかった経験からです
娘は風邪を引いたのか咳が出て辛そうだったので病院に連れていきました
薬も処方してもらって咳は良くなってきたのですが
今度は下痢をするようになり、下痢が全然治らなくて
なので治らない下痢を不審に思い、その時の、かかりつけ医に、おかしいと伝えても取り合ってくれなくて、
咳はあまり出なくなっているのに咳と下痢、両方を治す治療方法をかえてくれませんでした
下痢が治らず、お尻が真っ赤になってる娘が可哀想で
ママ友から良いと聞いた病院に連れて行き病院を変えたんです
前の病院で出された薬を持参してママ友に紹介された病院に連れて行くと
その先生は穏やかな口調で咳の方はだいぶ治まってますし
このくらいの赤ちゃんの下痢は辛いでしょうから、まず下痢を先に治しましょうって言ってくれて
私と同じ意見!
下痢してるのは出されてる抗生物質の薬が原因だと思われますと言われて
前の病院で出されてた薬をやめて下痢を治す方を優先してくれた医師の治療のお陰で下痢が治り娘は元気になりました!
その病院が今の、かかりつけ医なんですが(笑)
話しをご婦人の鑑定に戻します
私はその経験から、処方された薬を飲み何も食べてなくても下痢してると聞いて原因は薬だとピンときました
その時の電話鑑定と言っても、話したのは1分か2分なので料金も、もらわなかったので
なおさら喜ばれて
「先生の占いは当たるわ〜」と
またご婦人が仰るので
「いや、占ってないです」と私
高齢のご婦人、占ってないと真実を言っても聞く耳を持ってくれませんでした(笑)
☆凶方位を乗り越える
良い方角は吉方位とお話しましたが、では悪い方角はなんと言うかと言うと凶方位と言います
ユーチューブで真っ赤なコートを着た美輪明宏さんを拝見したことがありました
コンサート前の美輪さんに密着みたいなテレビ番組をユーチューブで流してたんですが
美輪さんに
なぜ真っ赤なコートを着ているんですか?とインタビュアーが訪ねたら
「方角が良くないから赤を着ているのよ」みたいなことを笑顔で仰って
赤は魔を祓う色ですから
美輪さんのような職業の方はコンサートや舞台などで日本中を飛び回りますから
凶方位を気にしていたら仕事にならないので
赤い色のコートをお召しになったのは凶方位に対する美輪さんのお知恵だと思います
だから、どうしても方角が気になる人は、このような対策を取ればいいと思います
美輪さんは赤のアイテムを活用することで凶方位であることの恐怖をはらい、心丈夫でいらっしゃる
素晴らしいと思いました
別に着るものでなくても赤い物をお持ちになればいいと思います
占い師と言う仕事柄、方位をみて欲しいと言われれば鑑定しますが私個人は方角にこだわらず
行きたい所に行ってます(笑)
私は気にしませんが
吉方位へ出向き自分にとって良い方角なんだ!と明るく前向きになる人もいるので方位を取ること自体は否定しません
占いは自分の人生をより良く生きるためのアイテムですから
☆時期、方角を完璧にした老夫婦に起きたトラブル
訪ねてこられてたのは穏やかな感じの老夫婦でしたが、ご近所トラブルがあってと相談に来られました
その夫婦のお子さんたちは、それぞれに独立して夫婦二人になったので
夫婦二人に広い家は必要ないと考え、老後を過ごす終の棲家にマンション探しをされました
その時ご夫婦は知り合いから紹介された占い師にアドバイスされた通りに動きました
物件を探す時期、住むのに良い方角や住所、物件を決める時期、引っ越す時期、終の棲家のため抜かりなく慎重に行動したのですが
全て裏目に出てしまいました
なぜこういうことが起こったのでしょうか?
方角をちゃんと、とっているのだから、あながち鑑定が間違っているとは言えません
理由がわかった人いますか?
答えは占いを主にしてしまったからです
自分の人生の主人公は自分なのに占いを主人公にしてしまったからです
占いでいうところの
良すぎて悪い
というのがあります
占いの師匠から教えてもらったのですが
分かりやすい例でいうと
名前負け
姓名判断ですべての画数を良くすると名前負けになり反対に運勢が悪くなると言われています
美輪さんも住居について
ちょっと不便だなという所をわざと作っておくそうです
自分で少しの不便を受け入れることにより想定外の不幸から身を守るという術です
100%良いにしてしまうと
100%悪いことが起きる
強いパワーと同じ分だけ悪いことも起こるんです
この老夫婦にはお気の毒ですが
転居をおすすめしました
なぜなら月参りに来られたお坊さんが驚くほどの嫌がらせを受けたのですから
嫌がらせする相手は精神的にまともではなかったので、
こういう場合は
逃げるが勝ちです
☆人間力と占いの活用
本人の人間力と占いの活用とは
どういうことなのか
その具体例をある相談者の体験をまじえてお話します
この相談者はYahooブログ時代に記事にしたので覚えている方もいるかもですが
ちょうど不景気真っ只中の時でした
相談者は40半ばの独身の男性で、不景気のあおりを受けて高校を卒業してから、ずっと勤めていた工場が倒産することになったと相談に来られました
対面し挨拶された時は、ニコニコされていて、ほがらかな印象を受けたのですが
その男性は占ってほしい事柄に話が及ぶと前のめりになって、こう仰いました
自分は幼い頃に父親と死別して
それから母親が父親代わりになって一生懸命働いて、
お婆ちゃんが母親代わりになって自分を育ててくれたんです
そんな苦労して育てくれた母親に心配かけとうないんです!
どんな仕事でもします!
ですから、ええ方角だけ、教えて下さい!と
頭を下げて仰いました
占って出た方角は西
あちゃーと思いました
大阪は太平洋に面していて西の方角が1番土地の面積が狭い
以前、就活中で相談に来られた女性も良い方角が西と出たのでお伝えしたんですが
「西ですか!?あまり会社ないですよね…」と納得されない様子でしたので次に良い方角を出したのを覚えています
その経験から、この男性も2番目に良い方角を出さんとアカンかな〜と思いながら伝えたら
「西ですか!わかりました!ありがとうございます!!」
と喜んで帰られたんです
占いに支配されているのは?
この話を読んで占いに支配されてるのは男性、女性どちらだと思いますか?
このお二人のうち、一人が感謝を告げてまた違う件で鑑定に来られたんです
正解は男性です!
占い中心なのは女性です
だから2番目に良い方角を聞かれた
男性は方角を聞いて、ヨシ!と前向きになって就活された
その男性は試用期間の半年を過ぎて明日から正社員という日に相談に来られました
その男性が言うには
入社した会社は男性の母親も、この会社なら大丈夫と言う会社だそうで
そんな会社に入社できて正社員になれた事で気をよくした男性は私に明るくこう言いました
「先生、今度は嫁取りで!」
占いに出ていたのですが
この男性は真面目でひたむき、愚痴や悪口などは一切言わず、一生懸命働く働き者でした
苦労して育てくれた母親に心配かけたくない親思いでもあり、そんな良いベース(人間力)があるから
占いを幸運を引き寄せるパワーにし、就活に良い弾みがついたと言えます
人間力と占いを活用された
良い例です
☆先祖と方角、時期
あと最近、墓じまいが取り立たされていますが
相談にこられた女性は墓じまいではなく、お墓の移動でした
関東にある先祖のお墓を大阪の霊園に移動させたいと仰って相談に来られました
この女性相談者の親御さんが元々関東の方で先祖のお墓も関東にあるそうです
今までは関東に住む親戚がお墓のお世話をしてくれていたけど高齢で難しくなって来たのでとのことでした
それでお墓を移動させようとなると、ある親戚から
「ちゃんと時期とか方角を見てもらった方がええよ」と言われたそうです
理由は、その親戚もお墓を移動させたそうなんですが
すると次々に悪いことばかり起きたので、きっと方角や時期が悪かったと思う、と聞いたのでと相談に来られました
これこそ
時期や方角に対する責任転嫁
時期が悪い方角が悪いと責任転嫁していると何の解決にもならず同じことが繰り返し起こる典型です
私は時期や方角より大事なことがありますよ、と言いました
時期や方角を気にする前に
ちゃんと墓前や仏前でご先祖に手を合わせて
お墓を移動させないといけないことをお伝えしたのか?
その理由を話し許しを請い了承するようにお願いしたのかです
それをせずにやると、
どうなるか?
想像してみて下さい
皆さんもやがて先祖です
その視点で考えると
生きてる子孫だけで決定し、なんの報告もなくお墓を移動させられるのと
ちゃんと手を合わせ報告し理由を話しご理解下さいと頭を下げてお願いされるのと
どちらの子孫に対し寛大になれますか?
どちらの子孫に対し、憤りを感じますか?
お墓に関しては自分は死んだからいいや〜と気にしない先祖もいるでしょうが
お墓にこだわる先祖もいるので
そこは理由を話して頭を下げてお願いするのが筋というものではないでしょうか
この相談者のお墓を移動させたら悪いことが続いたご親戚は先祖に手を合わせ伝える視点が抜けていたんです
これでは、どんなに良い方位をとっても悪いことが次々と起きてしまいます
時期や方角をのはなし
どうでしたでしょうか?
このブログを読んでいる皆さんそれぞれに感想があると思いますが
あまり気にしすぎると
大事なことを見失うんだと感じて頂けたら幸いです
☆久しぶりの会食〜
お盆に母と妹夫婦とイタリアンレストランでランチしました♪
こんなに揃うのはコロナ禍以来の会食です!
前菜です