在宅医療研究会
今日の午後は、在宅医療の研究会でした
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
この研究会は、
様々な医療職種、法律家、経営者、IT関係、政策側の人間がいて、
ほんとに広い視点から、
これからの在宅医療に関する議論を行う場です
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
メインテーマは、有限なリソースの中で、
どのように在宅医療を提供するか?
当たり前のように聞こえるかと思いますが、
これに真っ向から答えようとすると、
現状の制度や研究では回答することができない!
ってことが、よく分かります
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
一つ例をあげると、
今の医療は、50歳の人の病気をいかに治して、どれだけ生存させたかが指標になってる。
在宅医療は、いくつかのステージはあるものの、
終末期、看取りの時期になったら、
どうしたら、より良く死ねるか?
その時期の無駄な医療をどのように、無駄と判断し、
どのようなケアに切り替えていくか?
が大切になるわけです
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
その判断材料としてのエビデンスが、
あまりにもなさ過ぎるというのは、
会場の一致した見解でした
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
私のパートで話すと、
その終末期の時期に、どのくらいエネルギーが必要なのか??
といった疑問がわきます。
そこで、今日は、
高齢者の基礎代謝に関わる研究をレビューして、
発表させて頂きました。
でも、先ほどの発想からすると、
基礎代謝からどのくらいエネルギー量を減らすと、
どのくらい生きて、
どのくらいで死ぬことができるのか…
といった回答が欲しいわけですが、
そういったエビデンスはまだおそらくなく、
これから早急に調べる必要があるのだと思います
![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
とにかく、
どう治すか?
ではなく、
どうしたらより良く死ねるサポートができるのか?
といった視点から医療を考えることは、
患者側も提供者側も、
今までの固定概念に縛られていてはいけないのだと感じました
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
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