こんにちは
チョークアート作家の
「おもいで笑い」代表・清水由紀です。
突然ですが
「好きなことを仕事にできて、いいね」
チョークアートを仕事にしていると、
そんなふうに言われることがあります。
毎日好きな絵を描いて、自由に働いて、
優雅にお茶を飲む
そんな生活を想像する人も
いるかもしれません。
ところが、現実はそう甘くない。
作品を描いたら写真を撮り、
販売サイトに登録し、SNSで宣伝。
絵を描く以外にも、やることが山ほどある。
気がつけば、絵描きなのか、
カメラマンなのか、営業担当なのか、
自分でもわからなくなり
「どんだけ〜〜〜!!
」
と、心の中のIKKOさんが叫びます。
そして、苦労して完成させた作品を
販売サイトに出品。
写真も撮った。紹介文も考えた。
SNSでも宣伝した。
さあ、あとは売れるのを待つだけ!
……ところが、待てど暮らせど注文は来ない。
お気に入り登録はされても、
購入には至らない。
そして、売上ゼロ。
「まぼろし〜〜〜!!」
いや、本当にに幻だったら、
どれだけ気が楽な事でしょうか。
そんなこともありながらも、
私は10年近く、この仕事を続けています。
なぜなら、
やっぱり好きだから
オーダー制作では、自分の描いた絵を
喜んで貰えます
「かわいい!」「ありがとう!」
そんな言葉をもらうと、
心から嬉しくなります
自分の絵が誰かの笑顔につながる。
その瞬間は、
お金には換算できない喜びがあります。
レッスンやワークショップも楽しい。
人に教えることで
自分自身も学ぶことがあるし、
生徒さんが楽しそうに描いている姿を見ると
嬉しくなります
もちろん、教えるのは簡単ではありません。
自分では当たり前にできることでも、
人に伝えるとなると難しい
「ここはこうやって描くんですよ」
と説明しながら、自分でも
「あれ? どうやったっけ?」と
なることもあります(笑)
マルシェでは、
作品のディスプレイを考えるのも
楽しみの1つだったり。
ただ、家であれこれ考えて準備しても、
現地では思いどおりにいかないこともある
作品を並べては動かし、また並べ直す。
気がつけば、作品を売るより
ディスプレイに夢中になっている。
それでも、マルシェでは
新しい人との出会いがあったり、
思いがけない繋がりができたりします
こうした経験も、私にとっては大切な財産。
もちろん、
好きなことを仕事にしているからといって、
毎日が楽しいわけではありません。
作品を作る気力が湧かない日もあるし、
頑張っても売れないと落ち込むこともある。
好きで始めたはずなのに、いつの間にか
「やらなきゃいけないこと」に追われている。
そんなときは、好きなことを仕事にするって、
なかなか大変だなと思います
それでも、チョークアートを始めたことで、
今まで知らなかった世界を知ることができたし、
いろんな人と出会い、新しいことに挑戦し、
自分の作品を喜んでもらう経験もできました。
好きなことを仕事にしたからといって、
必ずしも経済的に豊かになれるわけではない。
でも、
人生が豊かになることはある。
これは、実際に仕事にしてみて感じたこと。
もちろん、お金も大事。
できれば、作品もたくさん売れてほしい。
できれば、宣伝しなくても売れてほしい。
できれば、
作品を作るだけで生活できたら最☆高
……欲望が止まらない
でも、そんな夢を見ながらも、
今の仕事には満足しています。
自分の「好き」を誰かが見つけてくれること。
その作品を喜んでもらえること。
人との出会いや、経験を通して、
自分の世界が少しずつ広がっていくこと。
そういう小さな幸せが、
私の中にはちゃんとあります。
好きなことを仕事にする幸せは、
売上だけでは決まらない。
とはいえ、売上が増えたら、
もっと幸せなのは間違いないですが()
そこはもう、正直に言っておきます(笑)
最後までお読み頂き、
ありがとうございました








