軒端の松-歌詞- | 『花のほかには』-fuyusun'sワールド-

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fuyusunの『何じゃこりゃ!長唄ご紹介レポート』
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伝え聞く太白が、軒端の松の深緑
ここにうつして盃に、酌むや千歳の竹の露
実に面白き酒宴かな
盛りなる、花に酔うとは春の空
何時とも分かぬ若葉時
山時鳥待つ夜にも、淋しさ知らぬ酒機嫌
ささの一夜を七夕の、逢瀬嬉しき川浪に
濡れと言われて嬲られて、ああ恥かしの初紅葉
妻恋う鹿の鳴かぬ日も、
積れば積もる雪見酒
四季折々の楽しみは、離れぬ仲じゃないかいな,面白や

一筋な、女心を汲みもせで、ほんに浮気な男山
つい言うこともつとどなき、言葉に角の剣菱や
愛想もこそも、七つ梅
粋な心についたらされて、嘘と知りても真実に受けて
末は白菊花筏、よしや世の中、花ごころ
神酒と聞く、神酒と聞く
名もことわりや万代も、尽きせぬ宿に湧き出づる
泉絶えせじ養老の
滝の流れの濁りなき、例しをここに引く絲の
調べも共に永く栄えん